「趣味でやっているヨガを仕事にできたらいいのに…」
趣味でヨガをしているとそう考えることがありませんか?
「でも、ヨガを仕事にするって実際にどうなんだろう…。私にもできるかな?」
そんな疑問もあわせてお持ちかもしれません。
この記事では、実際にヨガを仕事にした人たちの意見を元に、ヨガを仕事にしたときの働きがいや大変なことをお伝えします。
Contents
ヨガを仕事にするのは難しい?
最近は自分と同じようにヨガが趣味の人も多いので、 ヨガを仕事にするのは難しいと考えている人も多いかもしれませんが、ヨガ関係の仕事に就くこと自体が一概に難しいわけではありません。
たしかに、ヨガスタジオのインストラクターは、競争率が高い場合もあります。
しかし、 ヨガを仕事にするといってもその形は様々です。
ジムに所属するインストラクター
スタジオに派遣しているインストラクター
独立して自分でヨガスタジオを運営するインストラクター
副業でやっているヨガインストラクター
ヨガスタジオの事務
ヨガスタジオのWeb担当者など
このように、視野を広げるとヨガ関係の求人も多く出ており、そこまで飽和しているわけではないことが分かります。
また、上記のようにインストラクター以外にも、ヨガ関係の事務やWeb担当等の仕事もあります。
このような一般職の場合は、これまでの社会人経験を活かしながら、趣味のヨガを仕事にすることが出来ます。
ヨガインストラクターの仕事内容や条件
ヨガを仕事にしている人の1日の流れ
とあるインストラクターの、1日の流れ
6:00 起床
9:00 公民館でヨガのレッスン
11:00 ランチ、次の会場へ移動
13:00 自分のトレーニング
17:00 早めの夕食と移動
18:00 公民館で夜のレッスン、帰宅
ヨガインストラクターとしての働き方も、たくさんあるとお伝えしましたが、その働き方によっても1日の流れが変わってきます。
例えば、ヨガインストラクターとして業務を請け負う「業務委託」なのか、特定の会社やスタジオに所属する「社員雇用」なのかで、大きく1日の流れも異なります。
上記の例はヨガインストラクターとして「業務委託」の形で働く場合。業務委託の場合は、毎日違うスタジオや公民館でレッスンを行うこともあり、曜日によってもスケジュールが全く違うこともあります。
また、働くヨガスタジオが”平日の昼間に来る主婦層をメインの顧客”としているのか、”仕事帰りのOLをメインの顧客”としているのかで、仕事の時間は大きく異なります。
仕事帰りのOLをメインの顧客としているヨガスタジオの場合、昼過ぎに出社し、帰りは22時過ぎになることもあります。
ヨガを仕事にした場合の年収
ヨガインストラクターの平均年収は、 およそ290~350万円といわれています。
業務委託の場合は、1レッスン3000~5000円が相場です。
ヨガヴィオラで働いているインストラクターの事例
●ヨガ指導者育成コース卒業後1年未満の主婦のTさん(年収:60万円)
・1週間で担当しているクラスの内訳は?
ヨガスタジオで2クラス、カルチャーセンターで1クラス、自宅で1クラスを担当しています。
●ヨガ指導者育成コース卒業後5年未満のインストラクター(年収:280万円)
・1週間で担当しているクラスの内訳は?
ヨガスタジオで11クラス、フィットネスクラブで2クラスを担当しています。
月に1回はワークショップを行っています。
●ヨガ指導者育成コース卒業後10年以上のインストラクター(年収:400万円)
・1週間で担当しているクラスの内訳は?
ヨガスタジオで6クラスを担当しています。
その他年間、ヨガインストラクター指導者育成コースを9~10本
ワークショップを5本行っており、収入のほとんどが指導者育成コースや、ワークショップとなります。
ヨガを仕事にするために必要な資格
法律上ヨガインストラクターに必要な資格はありませんが、多くのヨガインストラクターは以下の資格を持っています。
- 全米ヨガアライアンス(RYT200)
- インド中央政府公認ヨガインストラクター資格 など
ヨガインストラクターを募集しているスタジオだと、これらの資格が必要となることも多いです。
→ ヨガインストラクター資格の種類についてはこちらをご覧ください。
ヨガを仕事にする上でのやりがい・楽しいこと
「まずはいろんな方と出会えるということです。
毎回レッスンに来てくださるお客様、先生、仲間etc いろんなバックボーンを持った方々と出会えることは人生においても素敵なことだなと感じてます。
もう1つは自分の心身がすごく健康になっているということです。」
ヨガを仕事にする上での大変なこと
「そんなに大変で苦しいと思ったことはありませんが、だからといってなんでも楽勝にできているわけでもなく。
毎回のレッスンで学ぶことや気づくこと、もっとこうしたらいいんだと思ったことなど毎回反省です。毎回楽しんでもらえるシークエンスや、人を惹きつける話や会話、自分の練習はまだまだ勉強中です。」
ヨガを仕事にするのに向いているのはこんな人
まずは、ヨガの素晴らしさや、ヨガのこういうとこがスキ!という事を誰かに伝えたい!!と思っていることが大切です。
その上で、お客様とのコミュニケーションは不可欠。
とにかくよく話す!という事がコミュニケーションとは限りません。いつも来てくださるお客様の変化に気づく事が出来る。ヨガのポーズをしている中でお客様に触れる、しっかりとポイントを伝えることができる。
これも立派なコミュニケーションです。お客様の求めていることや感じていることを読み解く力を養い、お客様へ提供する智慧や知識を学び続けることが出来る方。がインストラクターとして成功している人に多いです。
ヨガインストラクター未経験でも可の求人もある
ヨガインストラクターの求人の中には、未経験から採用を行っている会社もありますが、以下のようなメリット・デメリットが考えられます。
未経験からヨガインストラクターになるメリット
- ヨガに対する思いや、これまでの仕事観などの人間性重視で採用してもらえる
- 入社してから社内研修でヨガの基礎を学べる
未経験からヨガインストラクターになるデメリット
- 研修費や教材費がひかれるため、収入がかなり低くなる
- 趣味だったヨガを 急に仕事にすることでヨガの厳しさに直面する
未経験からヨガインストラクターになれるのは、資格などを持っていない人からすればとてもうれしいことですが、収入が低くなったり、厳しさに直面したりするというデメリットもあります。
実家暮らしや貯金がある場合は生活できますが、一人暮らしだと厳しいと感じている人も多いようです。
ですので、未経験からヨガインストラクターになる場合は、収入や気持ち的に本当に大丈夫なのかを、自分で確認してから応募するようにしましょう。
ヨガインストラクターになる勉強をしてから就職がおすすめ
ヨガインストラクターになるのであれば、他の仕事をしながら、ヨガの資格を取得し、就職するのがおすすめです。
理由として、以下のものが挙げられます。
- 趣味の延長として、ヨガを仕事にする感覚を磨いていくことが出来る
- 働きながらなので経済的にも困窮することはない
- ヨガの資格を習得後本業にするか副業にするかを選ぶことが出来る
また、 ヨガの資格取得には費用がかかりますが、 分割払いなどが出来る場合も多く、通常のレッスンと近い感覚で支払っていくことが出来ます。
ヨガを仕事にするというと、転職を考えがちですが、最近では副業として「週末だけ公民館でヨガを教える」などという働き方もあります。
仕事をしながら本格的にヨガの資格勉強をすれば、スキルアップと同時に、ローリスクで、ヨガを趣味から仕事にしていく感覚を手に入れることが出来るのでおすすめです。
まとめ
大好きなヨガを仕事に出来たら素敵ですよね。
ヨガのインストラクターは働き方が多様化しているので求人が飽和しているわけではありませんし、インストラクター以外でもヨガスタジオの一般職であれば求人が出ていることも多いです。
ヨガインストラクターは、技術職なので大変なことも多いですが、一流のインストラクターになれたらやりがいがあって健康的で楽しい毎日を送れます。
ヨガを仕事にしたいのであれば、まずは資格を取得してみるのがおすすめです。
働きながらでも夜間や週末を使って資格を取れるスクールも増えているので、一度体験説明会に参加してみるといいかもしれません。
ヨガヴィオラトリコロールでも、ヨガインストラクター資格コースの無料説明会があります。
無料でプチレッスンもついていますので、気軽にお越しくださいね。
大阪でヨガの仕事で役立つ資格取得をするならヨガヴィオラトリコロールにお越しください。