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ピラティスと筋トレが大きく違う3つの点|ピラティスは女性らしい身体作りにおすすめ

ダイエットや健康維持のために、筋トレやピラティス・ヨガなどのエクササイズが、男女ともに人気を集めています。

様々なエクササイズがある中、2022年現在、女性を中心に「ピラティス」がここ数年爆発的な勢いで人気を獲得し続けています。

ピラティスというのをあまり知らない方の中には

「ピラティスってあの筋トレみたいなやつでしょ?」
「機械使って筋トレするやつでしょ?」

みたいなイメージをピラティスにお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、ピラティスと筋トレは、一見すると似たような印象を持たれるかもしれませんが、ピラティスと筋トレは大きく違います。

この記事では、筋トレとピラティスの違いについて説明します。

筋トレは筋肉をつける為のトレーニング


筋トレ、というのは主に「筋肉の肥大」や「筋力の増加」を目的として行います。
また、ボディビルダーの方を始め、見た目をよくするために行われる事も多いです。

その他にも様々な理由・目的で行われており、具体的には、筋トレをするのはこういう時に行います。

  • スポーツなどで競技に必要な筋肉を付けるため
  • 見た目を良くしたいとき
  • 運動不足解消のため
  • 気分転換・ストレス解消のため

筋トレを行う理由は様々ですが、筋トレを続けていると最終的には「筋肉の肥大」や「筋力の増加」に繋がり、それが身体に効果として現れます。

ピラティスはしなやかな身体づくりの為のトレーニング


「ピラティスはしなやかな身体を作る」
ピラティスについて調べると、このような言葉を目にしたことはありませんか?

ここでいう「しなやかな身体」とは一体どういったものでしょうか。
「しなやかな身体」というのは、引き締まった体で柔軟性が高く、アスリート程ではないにしろ適度に筋肉がついた状態の身体の事を指します。

ピラティスというのは、一般的に行われる筋トレ程の「筋肉の肥大」や「筋力の増加」といった効果はありません。
勿論、どちらも共に行う運動の負荷や運動量にもよりますが、ジムで行うハードに筋トレと比べると、ピラティスにはそこまで筋肉を鍛える効果はありません。

そもそも私たちの体は、エクササイズを行わなかったとしても、日常生活を送っていく程度の筋肉は日常の動きで培われていきます。

しかし日常生活でつく筋肉や筋力は、最低限の機能しかなく、身体の姿勢も悪くなりがちです。
ピラティスはそのような「最低限の機能しかない身体」を改善し、機能的で柔軟性のある身体づくりを行えるエクササイズなのです。

また、ピラティスにはマットの上で行う「マットピラティス」と、マシンを使う「マシンピラティス」に二種類があります。

マットピラティス


日本では最も人口が多いのがこの「マットピラティス」になります。
基本はマット一枚の上でエクササイズを行うもので、初心者の方でも始めやすいのが特徴です。

負荷はそこまで大きくありませんが、レッスンによって運動量は大きく変わることがあります。

マシンピラティス


マシンピラティスは専用のマシンを使用してエクササイズを行います。
日本ではマットピラティスと比較すると、まだマシンを導入しているスタジオが少ないのもあり、人口は少ないです。

マシンの負荷を上げることにより、エクササイズの強度を調整できますので、マットピラティスでは得ることのできない刺激を与えることができます。

ピラティスが筋トレと大きく違う3つのポイント


ピラティスと筋トレには大きく分けて、3つの違いがあります。

  1. 運動の種類が違う
  2. 鍛える筋肉が違う
  3. ピラティスは老若男女誰でもできる

以下で、それぞれ詳しく説明します。

(1)運動の種類が違う

ピラティスと筋トレは運動の種類が異なります。

ピラティスでは一般的に、呼吸をしながら行う「有酸素運動」を中心にエクササイズを行います。

対して筋トレは呼吸を止めながら行う「無酸素運動」を中心にエクササイズを行います。

運動というのは主に、「有酸素運動」と「無酸素運動」の2種類があり、運動の種類によって身体にもたらす効果が変わってきます。

有酸素運動にはダイエット効果や持久力向上効果があり、「痩せたい」「体力をつけたい」といった方にピラティスは向いていると言えます。

ピラティスで行う「有酸素運動」とは?

有酸素運動というのは、低~中程度の負荷を継続的に筋肉に与える運動の事指します。

酸素や脂肪を消費し、運動に必要なエネルギーを体内で作ることから「有酸素運動」と呼ばれています。
瞬間的に身体に大きな負荷や疲労を与えることはなく、長時間続けれられる運動であるのが特徴です。

脂肪を分解しエネルギーを作るので、ダイエットに向いている運動と言えます。
また、身体の隅々まで酸素を行き届かせるので、持久力の向上にも効果的です。

筋トレで行う「無酸素運動」とは?

無酸素運動というのは、瞬間的に高負荷な刺激を筋肉に与える運動の事指します。

酸素を使用せず、体内の糖をエネルギー源として使う事から「無酸素運動」と呼ばれます。

瞬間的に身体に大きな負荷を与えることから、筋肉の肥大や筋力の向上に効果的な運動です。
また、負荷が大きい為長時間継続して行うことが難しいのが特徴になります。

(2)鍛える筋肉が違う

「インナーマッスル」「アウターマッスル」という言葉を一度は見たり、聞いたりしたことはあるのではないでしょうか。

インナーマッスルとは

主に身体の深層部にあり、内臓や関節を支える役割のある筋肉で、普段意識して動かしたりすることは難しいのが特徴です。

アウターマッスルとは

主に筋肉の表層部にあり、普段私たちが意識して動かしている筋肉はアウターマッスルであることが多いです。

この内ピラティスは主に「インナーマッスル」を主に鍛えるエクササイズであり、インナーマッスルを鍛えることで身体の姿勢の維持や、内臓を正しい場所に位置させることが可能です。
アウターマッスルにはそれほど大きな刺激を与えることはありません。

筋トレはインナーマッスルと共に、「アウターマッスル」に大きな刺激を与えるエクササイズであり、アウターマッスルを鍛えることで筋肉の肥大を行い、筋力も向上します。

「身体を鍛えたいけどムキムキにはなりたくない」といった方に、ピラティスは向いていると言えます。

(3)ピラティスは老若男女誰でもできる

ピラティスの起源は、元々負傷兵のリハビリから作られたエクササイズです。
ですので、老若男女問わずどなたでも行えるエクササイズになります。

2022年現在では、その頃からエクササイズも進化・多様化しましたが、老若男女誰でも行える点は変わりません。
普段運動しない方、体力に不安のある高齢者の方でもピラティスを行うことは可能です。

筋トレは、「筋トレを行うための筋肉がない」という悩みも多いように、筋トレの中でも比較的負荷の低いものでも、かなり負荷を強く感じることがあります。
そういった方にピラティスは向いていると言えます。

気になるダイエット効果の違いは?


ここまで読まれた方の中で、

「筋トレとピラティスどっちの方が痩せるんだろう?」

と、疑問に思った方はいらっしゃいませんか?
結論を書くと、痩せることが目的であれば

ピラティスがオススメです!

「筋トレの方が大変そうだし痩せるんじゃないの?」
と、思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。
ピラティスと筋トレを比較すると、いくつかの理由でピラティスの方がダイエットに向いていると言えます。

ダイエットにピラティスがオススメの理由は以下で解説します。

ピラティスの方がダイエットに向いている理由

記事の前半でも記載しましたが、ピラティスは有酸素運動です。対して筋トレは無酸素運動です。

有酸素運動の特徴として、そのエクササイズを長時間行うことが可能です。
対して、無酸素運動は長時間行うことが難しいのです。

確かに短時間での消費カロリーであれば、無酸素運動で身体に大きな負荷を加える筋トレの方が上です。

しかしながら、大抵の筋トレは1時間程度で終えます。
また、その1時間も常に運動し続けるわけではなく、エクササイズ間に数分のインターバルをとることが多いです。
ですので、実質的な運動時間は1時間の内、半分の30分程度であることも珍しくありません。

ピラティスは有酸素運動ですので、1時間であればほとんどインターバルなしで行います。
ですので、結果的に見るとピラティスの方が消費カロリーが多くなることが多く、ピラティスの方がダイエットに向いていると言えます。

ダイエットする上で食事制限は避けて通れない

ピラティスがダイエットに向いてるからといって、ピラティスだけ行っていればそれで痩せるかとなると、それは違います。

ピラティスにしても筋トレにしても、ダイエットを行うのであれば「食事制限」は避けて通れません。

いくら有酸素運動が痩せやすいとは言っても、食事を一切制限しないのであれば、痩せるのは難しいかもしれません。

一日の消費カロリーと摂取カロリーを計算し、しっかりとした食事制限を行うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回はピラティスと筋トレの違いについて解説してきました。

ピラティスも筋トレもどちらも特徴があり、一番大切なのは自分にあったエクササイズを選ぶ事です。
また、「痩せることに向いてるから」という理由だけでピラティスを選ぶのではなく、実際に体験レッスン等を受けてみるようにしましょう。

何事も継続しなければ意味がありませんので、楽しくない、向いていないと感じた場合は他のエクササイズを試してみるのも手です。

ぜひ、この機会に一度体験レッスンを受けてみてくださいね!

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