今回は、セラピストとして幅広く大活躍されているおのころ心平先生(以降先生と表記)の「五臓のココロ、六腑の気持ち」~令和時代を元気に生きるココロとカラダ学~を受講してきました!
今回はコラボ企画で、先生の講義の後は一瀬先生との対談フリートークショーがあるという豪華な内容で、本当に濃密な時間でした。
前半は、セラピストとして活動していらっしゃる中で、何が大事か。クライアントさんとの実例をもとにとても興味深く面白い内容を話してくださいました。
後半は、本題の腎のことを先祖や家族、時代に照らし合わせながら、時々涙を誘う暖かいPVをはさみながら話を進めてくださいました。
【ポジティブシンキングと病気】
インストラクターやセラピストであったとしても健康を維持するのは難しいと思います。不調な時もあると思います。無理して明るく振る舞えば振る舞うだけ、どっと疲れが出て寝込んでしてしまったことないですか?
ポジティブ思考が強いと何かマイナス要因が起きた時に大きなダメージを受けてしまうことがある。光と影で考えると、ポジティブ思考=光が強くなると、その裏にはネガティブ=大きな影ができる。できればあちこちから光を当てる=色々な解釈の仕方を持つようにすると影=陰ができにくくなりバランスがとれる。陰陽のバランスをとることの重要性。
カラダにも言えることで、必ずしも人間には心身の不調の波がある。この波を上手にキャッチして、適度に風邪をひいたりしながら解毒やデトックスすることで、健康が維持できる。溜め込んで一気に爆発させてしまわないように、適度に休みをとることも大事なセルフセラピー。
一瀬先生の講義でも出てきた、季節の変わり目=土用というものがあり、そのタイミングで体調も崩れやすいので体調を整えるためにも土用の丑ということで滋養作用のあるものを食べて体力をつけるのも健康維持のひとつの手段ですね。
目に見えるものが全てではない
この世の中は、光は存在するが、色は存在しない!て知っていましたか?
色は、人間の脳がその物質にあたった光の影の周波数を受け取り色づけしている!
同じ色と思っていても、それぞれ実は見ている色は違うかもしれません。
「この赤キレイでしょ?」と聞いても、受け取ってる人によって、その赤がキレイに見えないかもしれませんね。
心理実験で、スクリーンにでてきたイラストや写真を全員で同時にみたのですが、それぞれ見え方が異なっており、会場はとてもざわつきました。右脳と左脳の使い方が違うことで、物事の見え方は人それぞれであり、見えてるものが全て正しい!とは言い切れないのです。よく意見し、主張してしまうことこそ浅はかで、排他的な生き方をしてしまい、物事の本質が見えなくなることが多い。
スイスの精神科医で心理学者のユングの言葉に「内面で向き合わなかった問題は、いずれ運命としてであうことになる」とあります。まずは謙虚に、物事の深層をよく考察し、簡単に答えを出さないことがトラブル回避になり問題解決の近道となる。
様々なクライアントさんと接するためにも、世情をよく知り、マーケティングをしっかりしておき常にちょっと先にいるようにする。そして、自分は何ができ、何を考えているかを表明すること自体がすでにセラピーであるそうです。
臓器時計から、カラダのケア方法を考える
スライドを掲載することはできませんが…
【肺】午前3時~午前5時
【大腸】午前5時〜午前7時
【胃】午前7時〜午前9時
・・・割愛・・・
【肝臓】午前1時~午前3時
といったように時間ごとに区切るというもの。
※詳しくはおのころ先生の講義などでご確認ください!
この表はもっておくとかなりカラダのケアの役立ちそうです!2時間ずつの単位で、時間ごとに臓器の優位活動が分かれており、これをもとにクライアントさんの状況判断できます。
<例えば>
夜型の方が常にイライラしてしまい、カラダの疲れがとれないと言っています。
午前1〜3時が肝臓のもっとも働く時間であり、睡眠を栄養として沢山の仕事を一気にするため肝臓は肥大して活動しています。この時間帯にカラダが休んでいないと、十分に活動できず老廃物の滞り、不完全燃焼から心身にも影響が出てしまう=処理物に対して器が許容量オーバーしているためイライラしてしまったり、人へ優しくできないなど。
乳幼児の母親も、お世話で睡眠不足からカラダの不調が出やすいのも納得しますね。
腎の時代の始まり
大正ロマン、大正デモクラシーの大正が「土」で、
太平洋戦争の戦火のあった昭和が「火」と表してみる
↓
・明治ー木(もく)、春 肝臓時代
・大正ー土(ど) 、土用 膵臓・脾臓時代
・昭和ー火(か) 、夏 心臓時代
・平成ー金(ごん)、秋 肺時代
・令和ー水(すい)、冬 腎臓時代
令和(れいわ)=ゼロ0と輪○ とも表せ原点回帰の時。何が大事かをしっかり見極め、シンプルかつ品質高い時代の始まりとして新たな種まきをするのがこの令和。
「肝腎要」とことわざがありますが、日々腎臓は大量の血液をろ過し、カラダの中で取捨選択をしてネットワークを円滑=生命維持の役割を担うとても大事な臓器です。
そして、先祖、親からの恩恵を受けている臓器とも言える。
右の腎は父親家系・左の腎は母親家系と両親を表し先天的な親の精気が宿っており、元気が生じる。
カラダが出来上がるまでの約7歳までの子供は、その精気を活用して成長していくのだと。育った環境で物事への捉え方は変わっていく。マイナス要素=○○しちゃダメ!○○ちゃんの方ができる!早くしなさい!もっとできる!など、子供の躾として普段から言ってしまっている言葉が子供の心に深く傷をつけ、その後の人生に影響をおよぼすことがある。
子供は両親のことが無条件に大好きで、全てを受け止めてくれるからこそ、色々な病気にもよくなってしまいます。そして背中には色々な情報が集まり心身の状態が現れることもあり、家族やパートナーの背中をさすり安心感を与えることで、変化に気づくことができ病気予防にもなる。これぞお手当!
〈参加者さんから感想を聞きました〉
Aさん
「病気へのイメージが負と捉えていましたが、自分の心身と向き合いたいと思いました。」
Bさん
「去年も受講させてもらい、その時抱えていた悩みに対して自分が変わったことで解決できスッキリしたんです!すごく感謝しており、今年も受講しました!腎臓が弱いので大切にしなければ!と改めて思い、まずは家を片付けようと思います!笑」
Cさん
「最近忙しくて気持ちが浮ついて状態だったので、おのころ先生の話を聞いてリセットしたくて受講しました。毎日の習慣から自分のココロやカラダをつくっている話や、セラピストとしてのセルフケアの話は大変役に立つなと思いました。元気になって明日から頑張れそうです!!」
Dさん(一瀬先生レポートでも登場した方です)。
「一瀬先生との出会いからおのころ先生を知り、去年受講をした後に人生がガラッと変わりました。思考が変わったことで、出会いも変わり、素敵なパートナーとも出会えて去年結婚までしたんです!!本当におのころ先生のおかげです!」
隣にいらしたお姉さんも「ある時から、彼女のオーラがものすごく変わり、幸せが溢れているのを感じています。」
昨今、痛ましい事件が毎日のように報道されています。
癒しが足りないのかもしれませんね。
自分の心身が疲れていて元気がないのに人に優しくはできませんよね。
まずは、自分自身に目を向けて自分に優しくなることが大事なことなんだなと、改めて気づかされました。小さな子供を抱えて日々生活していると、常にイライラしてしまい、ついつい感情的に怒ってしまうことが多く、子供が成長するにつれてそれに対して何かと反応を示すようになってきました。
旦那にも優しくしてあげれないことに、自分でも嫌だなと思いつつも何をどうすればよいかわからずただただ、突っ走っている状態でしたが、今回の講義を受けて先生の言葉の意味を理解するためボイスレコーダーを聞き直し、先生のメルマガを読み返し、このレポートに書き起こしていくことで、とても自身の状態を客観視できる時間をもらいました。
さっそく、著書の購入もしたりして。笑
本当に素晴らしい気づきをもらえる時間でした。
今回は、思いやりの強い一瀬先生が、この日がおのころ先生の誕生日ということもあり対談の時間にサプライズを用意されており、受講者の皆さんとスタッフでハッピーバースデーを歌い、くす玉割りと、フラワーケーキのプレゼントタイムがあり、ことあるごとにウルウルしている一瀬先生のおのころ先生への愛情がすごく感じられ会場はさらにほっこりとした空気に包まれました
是非、経験と知識の宝庫の先生方の話を直接聞きにWSや講義へ足を運んでみてください。