「自分にとってのヨガを説明するとき、どんな風に説明しますか?」
こんな問いかけから始まった、笑顔が素敵な浅野佑介先生のこの講座。
ヨガに関する説明に、必ずといっていいほど出てくる『心と身体を繋ぐ』という漠然とした言葉。これをもっと自分なりにかみ砕き、自分のヨガ、自分にとってのヨガを明確にしていく。特に、アーサナを通して、自分の個性を知るということにフォーカスしていきます。
Innnerは、インナーマッスルのインナーだと思い込んでいた私は、身体ではなく、心のインナーだったのか!と出鼻から少し驚きました。
この講座は、難易度の高いポーズを練習していきたい中級の方向けの内容になっています。
クラスのはじめに、輪になって座り、全員の自己紹介。
その中で、参加者全員の【いまステップアップしたいこと】のシェアが行われました。ヨガに関することや、それ以外の日常生活に関すること、苦手なアームスタンドを頑張りたい、ライフワークバランスとヨガの時間のバランスをしっかりとりたい、など多種多様な悩みの共有をしました。
言葉にして、アウトプットすることで、課題を明確にすることは意外と簡単にできることですが、そういうことができる場は貴重ですね。
それぞれに、いまの想いを明確にしたところで動いていきます。
オープンハート・バックベンド、ツイストが中心のフローワークでしっかりと整えます。 ダウンドックひとつとっても、自分に合った手の位置、足の位置をしっかり確認しながら行います。
身体が十分温まったところで、ペアで難易度の高いウルドゥヴァ・ダヌラアーサナ(ウィールポーズ、ブリッジ)にチャレンジしていきます。この代表的なハートオープンのポーズをすることによって、胸を開き、心の制限を取っていきます。
心を軽くしたところで、ピンチャマユラアーサナなど、難易度の高いポーズへの挑戦が続きます。同じようにフローワークのあとに、ペアで練習します。
今回の講座参加者のなかで、はじめてピンチャマユラアーサナにチャレンジした方が約半数。ほとんどの方が、ペアワークで脚を上にあげるところまでできていたようでした。
私自身も、日本人に多い、がんばってしまうタイプ。楽しむことができないために、挫折から前に進めないという方は多いはず。
講座内でペアワークをすることで、手の位置、足の位置などをお互いに確認し合うことができるうえ、挑戦することへの不安も和らぎます。
クラスの最後には、「本当の自分は何をしたいのか、どうなりたいのか。ハートに意識を向けてみましょう。」
こんな問いかけがありました。
アーサナを積み重ね、自分自身に問い続けることで、それぞれのヨガが見えてくる。そんなことを確信できる講座でした。
最後に、受講生の声をお聞きしました
次回もお楽しみに♪