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ACO先生 シリーズ ~身体の仕組みと陰陽の法則~「どんなアーサナにも通じる下半使い方」(ワークショップレポート)

sayaka
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レポーターのSayakaです。
ACO先生によるワークショップの感動と魅力をお届けできるように努めてまいります。

ヨガヴィオラトリコロールでも養成講座や認定講師フォローアップ研修など様々な講座を担当されており、ヴィンヤサヨガの草分け的存在、ACO先生による3時間の「どんなアーサナにも通じる身体の仕組みと使い方を陰陽の法則から学べる講座」に参加してきました。
本日は下半身をメインにした使い方、そしてこの講義の続編、上半身は今秋予定されております。
陰陽のアプローチを活かしテンセグリティー・ヨガに基づいた解剖学からの見解も混ぜ込みながらACO先生ワールドな講義に仕上がっておりました。

10連休の初日にも関わらず、参加者はスタジオ内満員御礼。
中にはACO先生と何十年にも渡る受講者や男性も参加されておりました。

まず前半は、東洋医学「陰と陽」基本的な陰陽の法則と身体の仕組みについての講義。
中盤に入り前屈、後屈、バランス、ヴィンヤサフローで陰陽の法則に基づき、仙骨を中心に動く。
後半は捻り、体側伸ばし、逆転の全てを実践しながらの講義となっています。

陰陽の法則呼吸とエネルギーライン

吸息で「第三の足」を感じて、吐息で「空間」を感じる。または吸息で「前面部のエネルギーライン」を感じて吐息で「背面部のエネルギーライン」を感じるなど、テンセグリティ―・ヨガ独特のメソッドに基づいて、実際に、アップライトポジションで身体の陰と陽を感じながら呼吸を行います。

このエネルギーラインは身体のラインづくりにもいい。下から上でお腹の長さを出す。背中の方は決して張らない。腰にテンションをかけずに腰痛も防ぎながら綺麗な姿勢を保つことができる。

縦ラインを作ることで横のラインを作る。伸びる動きやポーズは専ら縮める側を大切に。
陰を意識する。縦を狙うなら横を狙う。ヨガの在り方の一つ。
肩や骨盤などをどっしりさせる下半身を作るために縦ラインを感じる。
足の裏のくぼみへの想いが変わるとバランスや内腿までも力のかけ方が変わる。

仰向けのポジションで確認

仰向けで立っているつもりでバランス、片足股間節の内旋などのシンプルな動きで陰陽の法則に従って、体をゼロポジションに自身で戻していく。

陰と陽は対立しない。補い合う力でニュートラルを保つ。
全ては相関関係の中で調整されていきます。
シンプルな動きからセツバンダアーサナへと進めながら、全身の調整を行い体に起こる小さな変化を感じていきます。

ACO先生
ACO先生
「陰が世界を仕切る」

非常に力強く心動かされる言葉でした。
感覚だけではぼんやりしていたことが、実際に仰向け(重力から解放されている中)で自分の体に起こる変化の細部に意識を向けると陽で成り立つ動きの全てが陰の力に支えられていると実感することができました。

秋開催予定の「上半身」ワークショップ、その予告とも言える「腕」の陰陽についても少しだけ言及されました。
腕の使い方への意識と、足の裏への想いと意識を見直すだけで、動きの節々に変化が見受けられました。
自身でクラスの後、実際にヘッドスタンド、アームバランスを行ってみましたが不思議なことにできなかったポーズができるようになり、力のかける場所が変わることでポーズがシンプルに行えるようになりました。

尾骨と仙骨の関係性について

尾骨と仙骨を合わせて尾てい骨。仙骨が直立になったときの重心の中心。仙骨を中心に動いていくと身体に余分な負担(エネルギー)をかけずに動くことができる。

尾骨は鼻(篩骨:嗅覚)正確には鼻筋全部を通した目頭奥にある篩骨。Onenessの世界。
尾骨の上にあるのは仙骨。仙骨は目(蝶形骨:視覚)
CAT&COWを使って確認していきます。
尾骨が鼻の位置をポジショニング、仙骨が目の位置をポジショニング。
この相関関係が陰と陽の様に繋がっている。裏と表、上と下のエネルギーラインの関係。
この二つを意識すると間が整う。縦が整うことで横が保たれる。

動きはアドームカシュヴァーナアーサナへと進めます。
視覚野を働かせ空間を掴むことで、所作が変わる。腰のテンションがなくなり胸が横へと広がる。
そんきょの姿勢からランジ、ハイランジで動きを確認し、ヴィーラバドラアーサナへと。
意識の働かせ方を変え集中することで普段の動きに対する変化を皆さんも感じられたと思います。動き、ポーズ、何気ない所作がスッとシンプルになっていました。

バランス

空間の中に自分の体がどこにあるのか、位置覚を働かせながら、アルダチャンドラアーサナで動きを実践。
鼻は尾骨、そして踵の位置までを射抜く。
こちらもいつもよりも安定したように思えるほど全ての受講者が美しいバランスポーズをとっていました。

太陽礼拝

腸骨【吸:開く(外)吐:閉じる(内)】、胸骨【吸:上がる(外)吐:下がる(内)】
ぞれぞれの外、内、(陽、陰)交互の動きを意識して太陽礼拝を行います。

フローで練習

尾骨、仙骨、腸骨、胸骨と内・外の陰陽を意識しながらテンセグリティー・ヨガの基本ヴィンヤサフローで練習。

ヴィーラバドラⅠ、Ⅱ、トゥリコーナアーサナ、パリブリッタトゥリコーナアーサナ、パールシュバコーナアーサナ、ヴィパリータ・ヴィーラバドラへと続きます。

サイドプランクからハーフバックベンドへと進めることで更に腸骨と胸骨の開きを確認。
最小限の力で体を動かすことができ疲れない。残っている心身のエネルギーはバンダや呼吸に費やす。
当たり前のようにできるようになると強度の高いヴィンヤサも疲れずに行うことができます。

骨盤は上半身なのか下半身なのか

重心のバランスをとる独立した機能。

腰というのは解剖学的には存在しない。腰というものに捕らわれずバランスをとる独立した機能の中に仙骨がある。
重心の中心で自分の体を守ってくれる存在。ここを要にして動きをとることの大切さをボディーワークを通して体感する時間をとっていただきました。

腕を使わずにヴィンヤサフロー。
腕の動き(支え)を無くし、仙骨を目(今、ココ)にして行います。仙骨が全ての動きの中心です。

いつも行う一連の動きを腕に頼っていたことが大変実感される時間となりました。と共に、仙骨を中心に動くことで下半身のアライメントを見直すことができました。
とてもきつくなる動きのはずが、皆さんの意識が集中していたせいか、時間と共に流れるように過ぎていきました。

ここで質問の時間も設けられました。

位置覚について、エネルギーラインについて、など皆さん熱心に質疑されており、ACO先生からは関連する解剖学的なお話や人間の動きの特性と感覚野について再度熱く丁寧に応えていただけました。

逆転のサーランバサルワーンガアーサナ、ハラアーサナ、マツヤアーサナへと進めながら終盤へ。

プラーナヤーマ片鼻呼吸

「形なんかどうでもいい」

ここにきて、ACO先生らしいお言葉で自由なスタイルで呼吸へと入っていきました。
テクニカルな面は各々自由に。パーソナルなものである呼吸に意識を向けることが大切。
篩骨洞に当てるイメージで。陰であろうが陽であろうがOnenessに。
最後は呼吸も手放し、シャバァーサナとなり本日の講義を終えていきます。

ワークショップの終盤になって明確になってきたのは、「肩のBOXと腰のBOXのつながり」であったり、「頭がい骨と骨盤のつながり」の重要性。
最終的に“上半身と下半身とは切り離して考えられない”という大きなテーマが見えかくれしてきました。

そのテーマにたどり着くためにも、秋はシリーズ第2弾として「上半身の陰陽、上半身の使い方」に切りこんでいきます。

「陰と陽」

陰と陽の法則に従って下半身の使い方をしっかり学ぶことができました。
家庭の中の陰と陽。夫婦間の陰と陽。会社の中での陰と陽。社会生活の中の陰と陽。すべてのパワーバランスが陰と陽で成り立ち、決して対立せず互いを認め合い補う。均衡を保たれ続け全てのバランスが整った状態が平和である。
ヨガ(ボディワーク)を通じてこの世の中のバランスまでも身体で見直し心で感じることができたACO先生の講義。
平成最後に下半身で終え、次回は令和で行われる上半身です。
まだ受けられたことのない方々、是非ご参加ください。

最後に、受講生の声をお聞きしました

sayaka
sayaka
スタジオ卒業生ですか?
受講生
受講生
いいえ、違います。
sayaka
sayaka
ACO先生の講座は初めてですか。
受講生
受講生
はい、初めてです。
sayaka
sayaka
受講された動機はなんですか。
受講生
受講生
体調不良になったときに薬膳を学び回復しました。その際に陰と陽を学び大変興味があり、体調が悪いときにヨガもとても励みになったので更なる学びを得たかったからです。
sayaka
sayaka
一番の印象は。
受講生
受講生
仙骨を中心に意識することでポーズがとりやすかった。陰と陽で体の使い方を学ぶことができた。

 

ABOUT ME
ヴィオラレポーターSayaka
ヴィオラレポーターSayaka
ボディワーク及びセラピストインストラクター。ヨガ、ピラティス歴9年。 魅力のある講座を人の心を動かすことができる文面でレポートできるようにしていきます。