年々人気の上がっているヨガ。
でも、ヨガには様々な種類があるんです。
皆さんは、街中やインターネットで「ホットヨガ」や「常温ヨガ」という単語を見かけたことはありませんか?
ホットヨガと常温ヨガってなにが違うのでしょうか?
「ホットヨガは暑い場所でやるんでしょ?」
「常温ヨガって室内で普通にヨガをやるイメージ?」
くらいの認識の方も多いと思います。
間違ってはいませんし、そのままの認識でも問題ありません。
しかし、ホットヨガに関しても常温ヨガに関しても、さらに詳しく知っておけば、ヨガの技術向上やメンタル向上に繋がることもあります。
本記事ではそんな方を対象に、関西で20年近く運営するヨガスタジオが、ホットヨガと常温ヨガの違いについて解説していきます。
Contents
一番の大きな違いは、ヨガをする環境
ホットヨガと常温ヨガの最大の違いはヨガをする環境です。
ホットヨガは高温多湿の環境で、室内の温度は40度前後に保たれています。
一方で、常温のヨガは室内が22~27度と身体を動かすのに快適な温度となっています。
この他に、常温ヨガでは例えば香りを楽しみながら心地よくヨガを行うアロマヨガ等の種類があり、幅広いヨガを楽しむことができるでしょう。
ホットヨガと常温ヨガではそれぞれ特徴やメリットが異なるので、あなたに合ったヨガスタイルを見つけてみてくださいね。
ホットヨガの特徴
ホットヨガは高温多湿の環境で行うため、体内からだけではなく、身体の外からも温まることができます。
スタジオに入った瞬間から暑さを感じて、じんわりと汗をかき始めるでしょう。
レッスンが終わるころには、十分すぎるほど汗をかくことができますよ。
そのため、たくさん汗をかいて、デトックスをしたい方にはおすすめです。
また、暑さには強いけど身体が硬いと思っている方でも、身体を温めることで柔軟性が高まり、常温の環境の時に比べて動きやすくなります。
とはいえ、たくさん汗をかきたい、身体を動かしたいからといって無理はせずに、しっかりと水分を補給し、できる範囲で身体を動かすことが大切です。
常温ヨガの特徴
常温ヨガは、身体にストレスのかからない快適な温度(22~27度)で行うため、暑い環境が苦手な人におすすめです。
常温ヨガはホットヨガと異なり、自分自身の身体の筋肉で熱を生み出します。
そのため、汗が出るまでに時間がかかったり、運動量の多いレッスンでじんわり汗ばむ程度がほとんどです。
またプロップスと言われる、補助道具を常温ヨガでは活用できます。
プログラムやインストラクターの方針によってヨガベルトやヨガブロック、ボルスターなどを使い、よりヨガのポーズを深めるために使います。
身体をリラックスさせるためのリストラティブヨガや陰ヨガは、プロップスを使用し、身体の深部に働きかける常温ヨガならではのプログラムです。
日ごろの疲れを取り除き、リラックスしたい方やヨガならではの呼吸を感じたい方、じっくり自分自身の心と身体に向き合いたい方はこちらの常温ヨガが最適です。
ホットヨガのメリット
ホットヨガのメリットはたくさんありますが、中でも「汗をかきやすい」「体がしなやかに動く」という2つが大きなメリットになります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ホットヨガのメリット1:汗をかきやすい
スタジオに入った瞬間から暑さを感じ、身体が温まり始めます。
レッスンが始まるころには既に汗がにじみ始め、終わるころには気持ち良いぐらい汗だくになっているでしょう。
とにかく汗をたくさんかいて、すっきりデトックスをしたい方は、迷わずホットヨガを選びましょう。
ただし、レッスン後はしっかりと汗を流さないと身体が冷えてしまうので注意してくださいね。
ホットヨガのメリット2:体がしなやかに動く
たとえ体が硬い方でも、温かい環境で身体を動かすと、身体をしなやかに動かすことができます。身体が温められたおかげで、いつもより柔軟性が高くなっているのです。
しかし、柔軟性が上がったからといって、いつもよりも身体を動かし過ぎると、ケガの原因になりかねないので注意しましょう。
また、大量の汗でヨガマットが滑りやすくなるので、ヨガマット専用のタオルを使用するとストレスなくレッスンに集中できますよ。
常温ヨガのメリット
常温ヨガは「ポーズや流派を選ばない」「メイクOK、シャワーも不要」「リラックスできる」というメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
常温ヨガのメリット:ポーズや流派を選ばない
自然に近い環境で行うので、身体への負担が少なく、ベーシックなヨガからアシュタンガヨガなどの動きや強度の高いヨガにも挑戦しやすいです。
難易度の高い逆転系のポーズも安心して練習することができます。
そして負担をかけ過ぎずに呼吸に意識を向けることもできるので、ヨガをじっくりと練習したい方は常温ヨガがおすすめ。
常温ヨガのメリット:メイクOK、シャワーも不要
常温ヨガはホットヨガとは異なり、自分自身の筋肉を動かして、体内から熱を放出します。そのため、大量の汗をダラダラとかくというより、じんわりと体中が温まってきて少し汗をかく程度です。
メイクをしたままでレッスンができて、レッスン後のシャワーも必須ではないので、忙しい方やすぐに移動しないといけない方にもおすすめ。
とはいえ、レッスン後は温まった身体を冷やさないようにすることが大切です。
汗を軽く拭き取ったり、下着を着替えるなどの工夫をするようにしましょう。
常温ヨガのメリット:リラックスできる
ホットヨガでもリラックス効果はありますが、よりリラックス効果を高めるには常温ヨガになります。
ホットヨガの場合、スタジオ内の暑い環境はあなたが思っている以上に身体へ負担がかかります。常温ヨガは運動するのに快適な温度に保たれているので、よりリラックスできる環境です。
プログラムの内容も、常温ヨガではブロックやベルトなどを用いて行い、ヨガのポーズをより深めてリラックス効果を高めています。
レッスンの最後のシャバアーサナ(安らぎのポーズ)も身体を冷やさないようにブランケットをかけることで、最後までゆっくりと楽しめるでしょう。
参加者の声
それでは実際にホットヨガと常温ヨガに参加した方たちの声を見てみましょう。
ホットヨガの参加者の声
足が軽くなって、膝が高く上がるようになりました。
大転子を締めることで、ビフォーアフターで、ジーンズにしたら2サイズダウン。— ysちよの♪ (@xmasxmas1511) September 27, 2019
今日はホットヨガの日☆
たくさん汗をかいて、疲れを手放す時の爽快感はなんともいえない!!
この爽快感を味わうために通い続けています(^^)気分がすっきりすると、いろんなことが上手くいくようです(*^o^*)
— れいこちゃんちゃんこ (@QltZOkz1ZhYTdBO) September 27, 2019
常温ヨガの参加者の声
土曜は久しぶりに夕方のリラックスヨガ参加です。落ち着いた雰囲気で始まる常温のヨガ。ちょっとメンタルまいってたのがだんだん元気になってきました。やっぱすきのポーズですね。視界も逆転!#ジェクサー #川口 #ヨガ
— わんど (@magical951) September 16, 2019
初めての陰ヨガ、「あぁ、長い時間かけて身体を伸ばしていくのもいいものだな。」と思った。時間が許すものなら、ほぼ常温だし、2〜3時間コースとかあれば良いのに。商売にならないだろうけど。今日は予定無いから家で気になるポーズを長めにホールドしてみようと思う。一人だと飽きちゃいそうだけど。
— 南極 (@55antarctic) September 7, 2019
まとめ
ホットヨガと常温ヨガの違いや特徴、そしてメリットについて紹介してきましたが、大切なのはあなたがヨガをする目的に合わせたり、好みで環境を選ぶことです。
どちらのヨガもスタジオがたくさんあるので、見学や体験レッスンなどに行きあなたに合ったスタジオをさがしてくださいね。
ヨガヴィオラトリコロールでも、スタジオの新規入会キャンペーンがあります。お得にスタジオレッスンをお試しできるので、ぜひお近くの方はご利用くださいね!