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ヨガを独学で深める!ヨガスタジオのスタッフがお勧めする自宅でヨガを学ぶ方法。

「ヨガのポーズは慣れてきたけど、呼吸法や瞑想など哲学的なことについても知識を深めたいな」などと考えていませんか。

ヨガスタジオで楽しむヨガは、基本的にはヨガポーズ(アーサナ)が中心ですが、ヨガはポーズ以外にも知識を深めることで、より効果を発揮することができるのです。

例えば、呼吸法や瞑想、哲学など。
ヨガは深く知ればその分レッスン中に気を付けるべきポイントなどももっと理解できるようになり、レッスンも今よりももっと楽しくなります。
これらのヨガの知識は、独学で学ぶことも可能です。

そこで今回は、ヨガスタジオスタッフがおすすめする、ヨガの知識を独学で深める具体的な方法やツールをご紹介します。

これからヨガを始める初心者の方でも、ヨガの楽しみ方が広がると思いますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

ヨガのポーズ以外の魅力

ヨガスタジオが日本中に増えた今、ヨガ=ヨガポーズ(アーサナ)というイメージを持っている方がほとんどでしょう。

しかし、実はヨガポーズはヨガのほんの1面にしかすぎないのです。

もちろんヨガポーズは、心と体を強くしてくれる大きな魅力の1つですが、ただ身体を動かすことだけを目的としている場合は、ストレッチやトレーニングなどと変わりません。
ヨガは身体だけではなく、心にも作用することが、最大の魅力であり、他のエクササイズとの大きな違いです。

アーユルヴェーダや瞑想といった要素もヨガの魅力の1つですが、今回は、哲学や解剖学に焦点を当ててヨガの魅力を見ていきましょう。

ヨガ哲学

ヨガを学ぶ上で、必須となるヨガ哲学ですが、「経典」「学派」「理論」が多く、はじめは難しく感じてしまうこともあります。

ここではヨガ哲学の背景や、目指すところを見ていきましょう。

ヨガ哲学の背景

歴史的な背景をたどると、紀元前1500年ごろから紀元前500年まで続いたヴェーダ時代に、自然を神格化し神々を讃えるための歌(マントラ)などを集めた聖典ヴェーダが生まれます。

このヴェーダの中に含まれる『ウパニシャド』には、「ヨーガの定義」などインド哲学やヨーガの教えがたくさん込められているのです。

例えばヨガスタジオなどで、「OM(オーム)」や「shanti shanti shanti(シャンティシャンティシャンティ)」などレッスンの前後で唱えたことがあれば、それはマントラの一部。
独特の音が、とても心地よく体の中に響いていきますよね。

マントラは、神への讃歌として、古代のインドの聖者達が瞑想中に、直感的に授かったものだと言われています。
「この身体中に響くマントラ 、いったいどういう意味なんだろう?」などという気持ちから、少しずつヨガ哲学を紐解いてみるのも、良いのではないでしょうか。

ヨガ哲学は、必ずしも歴史や経典を学ばなければいけない訳ではありません。
あなた自身で必要・知りたいと思った部分からはじめると楽しくヨガ哲学を学ぶことができますよ。

ヨガ哲学の目指すところは「真の自分」

ヨガポーズを含む『ヨーガ』の目的は、スッカ(幸福)になることとされています。
毎日を自分らしく幸せに生きていくことが、ヨーガの最大の目的。

幸福になるための道が記されているヨーガスートラでは、「八支則」といい、8つの段階・行法があります。

例えば「八支則」の1つである「ニヤマ(自分自身への戒め)」には、「真の自分」にたどり着くために必要な段階である、サントーシャ(足を知る)という「あるがままの自分を受け入れる」ことなどが記されています。

ヨガ哲学を理解するためには?

ヨガ哲学を理解し、目指すところである「真の自分」にたどり着くためには、呼吸によって気(体の中のエネルギー、プラーナ)をコントロールすることが重要です。

呼吸で気をコントロールすることで、ポーズを深められるのはもちろんのこと、その先にある瞑想へ繋がっていくために重要視されています。

ヨガポーズと呼吸は、瞑想のための準備段階なのです。
ヨガポーズと呼吸でしっかり体と心をコントロールできれば、より深く瞑想し、最終的に「真の自分」に到達できます。

  • シータリー
  • ウジャイー呼吸
  • 丹田呼吸
  • バストリカ
  • マントラ呼吸
  • カパーラバディ
  • ハタ呼吸
  • 火の呼吸
  • 腹式呼吸
  • 胸式呼吸
  • 完全呼吸

ヨガにはこれらの11の呼吸法が存在します。
例えば、ヨガレッスンでもよく取り入れられる「腹式呼吸」は、空気の力で横隔膜を動かし内臓を刺激します。冷え性や便秘、生理不順などの改善やリラックス効果があるので、ストレスに悩んでいる方に効果的です。

実施時のポイントはおへそに意識を集中させること。
効果やポイントを意識するだけで、呼吸に対する意識がガラリと変わり、効果もアップしますよ。

「ヨガはポーズと呼吸」と称されるほど、ヨガと密接に関係する呼吸も、ぜひ学んでいただきたいヨガの魅力の1つです。

解剖学

ヨガのポーズ(アーサナ)を安全に練習するために、解剖学を学ぶことは有効です。
形だけキレイなポーズでは、ポーズの効果が半減してしまったり、思わぬ怪我に繋がることも。

体中の筋肉や関節を覚えるのは大変ですが、1つ1つのヨガポーズで使っている筋肉を意識することで、よりポーズが深まります。

解剖学の知識があれば怪我を防げる

独学でヨガを学ぶ際に、ヨガポーズの練習は特に怪我に対しての注意が必要です。
そのため、ヨガポーズに関わる筋肉や関節などを知ることで、怪我の防止や効率的なポーズ練習にもつながります。

例えば、板のポーズでは、手首を90度に曲げて、肩の真下に手首が来るようにします。

これは、一般的に人の手首が自力で反れるのは70度のため、肩よりも手首が後ろにいくと、さらに急角度になってしまい、怪我の危険性が増してしまうためです。

  • ポーズ中に注意すべきこと
  • どの筋肉を使うべきか
  • ポーズごとの効果

などヨガのポーズに欠かせない知識を知ることで、怪我の予防はもちろんのこと、1つ1つのポーズでより効果を発揮させられるでしょう。
また、美しいアーサナ(ポーズ)にも繋がります。

内観を手助けする、解剖学の知識

それぞれのヨガポーズで得られる効果を知っていれば、その時のあなたの身体の状態や起きている変化を感じることができます。

形だけのポーズでは、ただのトレーニングになってしまうでしょう。

しかし、解剖学の知識があれば、「今日はこの筋肉がいつもより痛い」や「このポーズがいつもよりやりづらい」など、どこの筋肉や筋に異常があるのかを知り、改善することも可能です。
また、血流や体のコリ、左右の違い、心(気分)の変化などに気づくこともできます。

解剖学の知識は内観を手伝ってくれるため、身体の変化に気づきやすくなることができます。

ヨガを独学で学ぶ方法3選

上記でご紹介したヨガの知識をもっと知りたいと思っている方の中には「何で学べばいいのだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

独学の場合、代表的な方法は「本」「DVD」「動画」です。

それぞれおすすめの本やDVD、動画をご紹介するので、気になるものをチェックしてみてくださいね。

本で学ぶ

ヨガに関する本は、雑誌〜専門書まで数多く出版されています。
今回は、ヨガスタジオのスタッフが実際に読んでみておすすめできる本を、ジャンル別に分けてご紹介。

ヨガ全般について知る

「雑誌:Yogini」

ヨガについての全般の情報を掲載している定期発行の雑誌。アーユルヴェーダや哲学などの特集もあり、ヨガとそれに関わる情報が分かりやすく掲載されています。
有名インストラクターのコラムやインタビューなどもあり、読み応えありです。

ヨガポーズ

「YOGAポーズ大全」

127ポーズが収録されていて、ポーズのコツやポイントをわかりやすく解説。初心者からヨガを深めたい方までおすすめできる1冊です。
ヴィオラトリコロールで何度もワークショップを開催されている、Satori先生が監修されている信頼できる著書の1つです。

ヨガ解剖学

「サイエンス・オブ・ヨガ (日本語) 単行本」

イギリスでベストセラーとなった、「SIENCE of YOGA」の待望の日本版です。解剖学の基礎からヨガのポーズまでを学ぶことができます。
ヨガ初心者からインストラクターまで、ヨガに携わるすべての方に必須の1冊。

ヨガ哲学

「ヨーガ大全」

ヴィオラでもTTCやワークショップを開催しているインドの歴史、ヨーガ哲学の第一人者「伊藤武」先生の著者。独特で印象的なイラストと、深い知識が詰まった書籍。
本来、哲学であり行法であったヨーガの全貌と、健康法として知られるハタ・ヨーガの歴史的真実を解説しています。あえて時間をかけて読みたくなるような1冊です。

呼吸法

「自然呼吸法の本」

本来の正しい呼吸を取り戻し、心身を活性化させ、ストレスを撃退させる方法。写真や図を用いて解説しているので大事な呼吸法について分かりやすく学ぶことができます。

マインドフルネス

「図解 マインドフルネス しなやかな心と脳を育てる」

人気の脳科学者がついにマインドフルネスの本を分かりやすく監訳。図解もあり分かりやすいので、飽きることなく読み進められます。

DVDで学ぶ

ヨガの練習をする場合、実際に動きを見て目から学ぶと、理解や上達が早くなることも。特にヨガポーズや呼吸方は、インストラクションやリードといった導きがあると、スムーズに練習ができます。

DVDではポーズに特化しているものがほとんどなので、ポーズを行いながら、実際に動かしている筋肉や感じ方を学びたい方はDVDがおすすめです。
呼吸法や哲学などといった専門的な分野について深く学びたい方はDVDよりも書籍がベター。

それではおすすめのDVDをご紹介していきますね。

「綿本彰のヨーガメソッド」

初級・中級・上級の3つのプログラムに分けて収録しているので、あなたに合ったプログラムを見つけられます。ヨガを深め、ステップアップに挑戦できます。

「ケン・ハラクマのアシュタンガヨガ プライマリーシリーズ」


日本ヨガ界の第一人者であるケン・ハラクマがガイドする「アシュタンガヨガ プライマリーシリーズ」の決定版です。少しレベルが高めの内容になっているので、ある程度ヨガを経験している方におすすめ。

「DVDつき 体が硬い人のヨガ入門 4週間プログラム (日本語) 単行本」

人気ヨガ講師HIKARUさんが考案した簡単ヨガ入門のDVD付き書籍です。
本とDVDで丁寧に解説しているので、運動が苦手な方やヨガ初心者の方でもわかりやすい内容になっています。

動画で学ぶ

最近は、YouTubeなどで無料のヨガレッスンが受けられるようになりました。YouTubeについてもDVD同様に、テーマに分かれたヨガレッスンが数多く存在しています。

また、哲学や呼吸法といった内容に特化した動画もあるので、いくつか、初心者の方向けのYouTubeをご紹介します。

ヨガポーズ

「やさしいヨガ7日間☆ はじめてヨガする方にオススメ! #210」

ヨガ初心者に向けて、ポーズを中心に効果などもあわせて解説しています。
また、コツやポイントなどはLINEやブログでも配信しているので、動画を見ながらポーズを練習し、LINEやブログでヨガの知識を付けられます。

ヨガ哲学

「YOGAと恋に落ちてしまったあなたのためのヨーガ哲学~ Yogalog」

Yogalogには雑誌やテレビでも活躍している有名インストラクターが60名在籍しています。

ヨガのレッスンをはじめ、瞑想やヨガ哲学、解剖学のレクチャーなど充実したコンテンツをがそろっています。

「ヨガ哲学から観る インドの神様」

アシュタンガヨガ・陰ヨガ・ヨガ哲学を中心に学べるチャンネルです。ヨガ哲学だけではなく、ヨガを続けるコツなども配信しています。

ヨガ解剖学

「【ヨガ解剖学を学ぼう#01】アーサナが上手にできない原因のひとつを解説」

YMCメディカルトレーナーズスクールが運営しているヨガの魅力を深く伝えるためのチャンネルです。
ヨガインストラクターとして必要な解剖学や哲学などを学ぶことができます。

呼吸法

「ヨガの呼吸法でリラックス|スタジオ・ヨギー公式」

ヨガスタジオを運営しているスタジオ・ヨギーのチャンネルです。動画レッスン専門のチャンネルなので、インストラクターの解説付きのレッスンを視聴することができます。

「マタニティの方へ、安産のための呼吸法」

マタニティやシニアの方向けのヨガレッスンを中心に配信しているMeguriYogaというヨガスタジオのチャンネルです。
効果ごとにヨガのポーズを紹介しているので、それぞれのポーズにどのような効果があるのかを学びたい方におすすめ。

ヨガを独学で学ぶ4つのポイント

ではヨガの独学を始める前に、抑えておきたいポイントをいくつかご紹介します。

無理せず、継続を第一に。

ヨガを独学で学ぶ時に、高い壁となるのが、「継続」です。

一人で学び続けることは、とても大変ですよね。
ヨガポーズの練習をはじめ、呼吸法なども続けることで効果が感じられるようになるので、ぜひ少しずつでも良いので、継続して行うようにしましょう

お家ヨガを始められる方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

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分からないことは、聞いてみるのもOK

ヨガを独学で学ぶと、どうしても「分からない」と疑問もでてくるでしょう。
そんな時は、ぜひヨガの学びの先輩であるヨガインストラクターに聞いてみてください。

もちろん納得するまで調べたり考えたりすることも良いですが、思い切って聞いてみると、すんなり理解が進むことも。

今、ヨガスタジオに通っていない方でも、お近くにヨガスタジオがあるようであれば、体験キャンペーンを使ったり、ドロップイン(当日券)などを使って行ってみても良いでしょう。

怪我に注意する

ヨガのポーズ練習や呼吸法は、無理をしたり、間違った方法で行うと、思わぬ怪我に繋がる可能性があります。

独学なので、あなたのポーズを見てくれるインストラクターはいません。
自分ではできていると思っていても、実はできていなかったり、間違った部位に負担がかかり、怪我につながる可能性もあります。

独学の場合は、自分のポーズを録画するなどして、ポーズが正しくできているかチェックを行うことが大切です。
怪我にはよりいっそう注意をはらって、楽しいヨガライフを送りましょう。

ただのエクササイズにならないように気を付ける

ヨガは通常のエクササイズに加えて、呼吸や瞑想を取り入れることで心のリラックスや深い落ち着きを得ることができます。

独学で学ぶ場合、ヨガにとって大切な「呼吸法」や「瞑想状態」を作り出すことが難しいです。

自分自身のカラダの内側に意識を向ける練習を忘れずに行うことで、徐々に呼吸や瞑想を楽しめるようになってくるでしょう。

ヨガの学びをもっと深めたいときは

ヨガをどこまで学びたいかにもよって異なりますが、正しい知識を付けて上達するには時間が掛かります。そして、独学でつけた知識が正しいか不安に思うこともあるでしょう。

そんな時は、単発で行われるワークショップに参加してみたり、インストラクター養成コースの専門コースに通うといった方法もあります。
ヨガについて理解を深めているインストラクターや各分野の専門家から学ぶことで、独学で学んだ内容の答え合わせ、さらにブラッシュアップすることができるでしょう。

実際にヨガのインストラクターを目標にしている方以外でも受講している方はたくさんいらっしゃいます。
専門家から学ぶことで自分の中でまた一段とヨガを深く知ることができ、さらに効果的なヨガの練習ができるようになるのでおすすめです。

大阪で開かれているヨガのワークショップ、オンラインでも参加できるインストラクター養成コースがあるので、気になる方は以下をチェックしてみてくださいね。

大阪で開かれるワークショップ(※オンラインワークショップもあり)

https://www.yoga-viola.com/wpblog/category/workshop/

オンラインでも参加できるインストラクター養成コース

https://yoga-viola.net/online/

まとめ

今回は、ヨガを独学で学ぶ方法をご紹介しました。ヨガスタジオで働くスタッフといえど、日々のヨガの練習や勉強は、家で行うことが多いです。

ポイントを抑えてヨガへの理解を深めることで、楽しいヨガライフを送ることができるようになりますよ。

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