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学んで活かす解剖学「徹底的に学ぶ「脚」の解剖学」(ワークショップレポート)

足(脚)は身体の土台とも言える場所なので、興味がある方や整えたいと思っている方は多いかもしれません。ヨガでは坐位や立位で使うことが多い部分なので、正しいアライメントをとるうえでお困りの方も多いようです。

私も、足や脚全体を強くすることは大事だと分かっていても、具体的にどんなことを実践すればいいのかがよく分からないなと思っていましたので、この講座をとても楽しみにしていました。

毎回大盛況の松原加奈先生の『徹底的に学ぶ「脚」の解剖学WS』(追加開催分)は、今回も25名で満席。

 

外反母趾で悩んでいる方、ランニングでの膝の痛みで困っている方等、ご自身の悩みがあって参加する方、ヨガを教えるうえでの知識として学ぶ方など参加理由はさまざま。

 

「解剖学を勉強したことはありますか?何のために勉強するのですか?脚の何を知りたいですか?」という先生からの逆質問と自己紹介から始まり、会場はとても和やかになりました。

『脚』と『足』(脚が股関節からつま先までを指すのに対し、足は足首からつま先までのことを指す)の関節について、どこにどんな関節があって、どのような動きをするのか、どの筋肉が働くのか、自分の身体を動かしながら学びます。

一番大きな足の関節である距腿関節(一般に足首を指す)や足の甲にある関節、ハムストリングスの動きや動きに制限があった場合、どのような影響があるかを知り、予防するストレッチを紹介してくださいました。そして、自分一人では難しいストレッチはペアワークで行います。

中でも、ハムストリングスのストレッチは目から鱗でした。

ハムストリングスは、膝に近いほうよりも坐骨に近いほうが硬い人が多いそうです。

壁やヨガブロックを使って、効果的に坐骨付近を伸ばします。

私もハムストリングスの坐骨に近い所がとても硬かったので、このストレッチをするといつもより脚が伸びた感覚がありました。しかも、目に見えて伸ばしたほうのお尻が小さくなります。

もうひとつ印象深かったのは、お悩みの方も多いであろう足裏のアーチの低下の対策について。

足裏のアーチの低下によって起こるのが、膝が内に入ってしまうこと。足首が安定しない人や外反母趾の人が意識するべき足の使い方やストレッチ方法をたくさん教えてくださいました。

足をしっかり使えて、土踏まずが、舟状骨の部分までしっかり上がっていると、脚のラインが繋がり、腹筋まで効率よく使えるようになるそうです。

女性に多いこれらの悩みは、日々の生活でちょっとしたことに気をつけていくだけで改善が期待できます。

脚の指、足首、膝、股関節の運動連鎖(関連性)とそれぞれの部位の使い方の注意点もよく分かる内容でした。

A4サイズ4ページ分の資料が配布されていましたが、資料はほとんど使わず、参加者からの質問に実践形式で答えるなど実技が多く、あっという間に2時間が過ぎました。

先生から溢れ出る知識に、気が付くと皆さん引き付けられるように聞き入っていました。

『ハイヒールが似合う華奢な足ではなく、草履や下駄が似合う足のほうが将来の健康のためには良いですよ。かわいい足ではなく、カッコいい足を目指しましょう。』こんな言葉が印象的でした。

加奈先生は一方的に知識を教えるのではなく、双方向のコミュニケーションを大切にする先生だなという印象。

明るく楽しい雰囲気のクラスなので、座学に苦手意識を持っている方にもおすすめのです。

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ヴィオラレポーター Chisa
ヴィオラレポーター Chisa
ヨガインストラクター歴3年。 お花と猫とアロマが好き。講座の雰囲気や情景が浮かぶ文章を書くことを心がけています。