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瞑想とは?マントラとは?(ワークショップレポート)

午前の講座に引き続き、Swami Yogeshananda(スワミ ヨゲシャナンダ)先生による「ヨー ガ哲学とは マントラとは」のワークショップに出席しました。
午後のテーマは、「瞑想と はマントラとは」です。
ちなみにスワミジが着ていらっしゃるオレンジ色の服は、精神修行を積んでいる方が着る服だそうです。綺麗な色ですよね。

午後のクラスもクラス前のお祈りを皆で唱えた後、「瞑想とは」についてのお話が始まりました。
現代では様々な瞑想テクニックがありますが、最近では特にマインドフルネス瞑想という言葉をよく聞きますが、伝統的な書に書かれている瞑想とは何か?バガヴァッドギーターとヨーガスートラのそれぞれの瞑想についての解説のお話でした。

こちらのクラスでも、

スワミジ
スワミジ
「どのような瞑想をしますか?」「何を目的とする瞑想ですか?」

という質問から始まりました。

瞑想といえば、静かに座り、背筋を伸ばし、心を無にする、とかを思いますが、心を無にするのはどれほど難しいのか?という点で、心とは猿のように飛び回るもの、とおっしゃっていました。
確かに座って瞑想しようとしても、心は様々なことを考えたりしてしまうものですよね。五感は活動しているので、何か音がすれば気になりますし、足がしびれてきたら、そのことに気はとらわれますし、いい匂いがしてきたらお腹がすいてきたりしますね。
なので、最初から心を無にしよう!なんてとても難しい、出来ないと挫折してしまう人もおおいのではないでしょうか?

そこで、ヨーガスートラでは、瞑想の段階について説明されているとのことです。
パタンジャリはスワミジ曰く、とても優れた心理学者と表現されていました。無になろうとすればするほど、様々なことを考えてしまったりするのも人間の本性だとおっしゃっていました。


ヨーガの学びや瞑想は、もっと厳しく、修行のようなイメージがありましたが、パタンジャリはそんな私たちのために段階を用意してくれているのです。
大昔の人たちもきっと、思考を減らしていくことや、心を観察することなどは簡単にはできなかったのだろうと思いました。アーサナの練習もやみくもに行えば怪我をしたり、うまく呼吸ができなかったりするのと同じように、瞑想の練習もやみくもに行えば、心地よく瞑想できないのだと思いました。
そのためにも、正しいガイドや、段階を知ることは大切ですね。瞑想とは、座っている状態と思っていましたが、最終的には、どんな時も瞑想している心の状態にすることを目標をするとのことでした。長い道のりですが、まずはステップ1から始めていきたいと思いました。

また、バガヴァッドギーターの中での、瞑想中の姿勢、瞑想に適した時間、場所、敷くもの、服装、匂い、心の持ち方についての解説でした。
こんなに細かく様々なことがバガヴァッドギーターに書かれていることにびっくりしました。

昔から、座って瞑想するには、まずその場と自分を整える必要があったのですね。心は飛び回る猿のようなものなので、飛び回る猿をまずは、落ち着けさせるためには、その準備が必要ということです。
私たちは、まずはその場を整え、心を瞑想に向けて準備し、ステップ1から始めていくということになります。
バガヴァッドギーターとヨーガスートラの合わせ技という感じでしょうか(笑)
こちらも、学んだことは実践しなくては意味がないので、コツコツと楽しみながら続けていきたいと思います。好きな優しい匂いに包まれた中での瞑想はうまくいきそうな気がしました。

続いて、マントラについてですが、マントラ、シュローカー、こちらも言葉の意味が明確になりました。マントラとよく聞く言葉ですが、以外とあいまいになっていることが沢山あるのだと気づくことができました。
マントラの練習は特に発音、音程、息継ぎが厳密に決められたものですので、誰からでも学べるわけではありません。正しく唱えなければ、正しい結果はもたらされない、とのことでしたので、スワミジと一緒にマントラの練習ができたことは、とても良い機会だったと思います。

スワミジの暖かくて熱意のあるお話に夢中になった2時間(朝から参加された方は4時間) の講座も「健康な身体と健全な心についての祈りのマントラ」をスワミジとともに唱えて終 了しました。みなさん穏やかな顔をされていますよね!

今回の講座は、ヨーガ哲学について全く知らなかった方には用語が少し難しかったかもしれ ません。
ただ、スワミジが日常生活に落とし込んだ説明をしてくださったので、哲学って面白いかもと興味を持たれた方も多いのではないかと思います。

私自身は、午前の講義で学んだ何に対しても「結果を期待せず受け入れる」ことを可能にす るためにも、考えすぎて起こったことに勝手な意味や重みをつけないためにも、瞑想の最初のステップから始めてみようと思いました。

最終ステップの自分への問いかけは、スヴァディアーヤ(自己の探求)であると考えれば、 幸せは自分自身を知ることでしか見つけられないのかなと思います。
現代で言うところの自分探し(?)はヨガの歴史と同じくらい古くからある普遍的なテーマなのかもしれませんね。

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ヴィオラレポーターNori
ヴィオラレポーターNori
ヨガとピラティスを楽しんでいます。ワークショップの雰囲気や感動が伝わるレポートをお届けできればと思います。