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ヨガインストラクター向け

ヨガインストラクターが話す4つのリアルな悩み|お給料や集客、体のリアルな悩みを紹介

大好きなヨガを仕事にしてみたい!
でも、ヨガインストラクターって大変なんじゃないかな?
ヨガインストラクターはどんなことで悩んだり、インストラクターをやめたりしてるんだろう?

ヨガのインストラクターになりたいと考えている方やまたは、資格を取ったばかりの方は、このような悩みや不安を抱えているかもしれません。

実際に、ヨガインストラクターという仕事は楽しいこともあれば、厳しい現実に直面することもあります。
この記事では、ヨガインストラクターが直面しがちなお悩みの例と、実際にヨガインストラクターがそれらの悩みをどうやって乗り越えているのかという体験談をご紹介します。

ヨガインストラクターに聞いてみたリアルな4つの悩み

仕事がない

ヨガの資格を取って、ヨガインストラクターになったのに実際に仕事がないという悩みを抱えているひともいます。

特に、ヨガスタジオは経験豊富なヨガインストラクターから採用をするので、未経験のヨガインストラクターは仕事が回ってこないということがあります。

仕事がないヨガインストラクターのエピソード

  • 大手ヨガスタジオで2人の応募枠に100人がオーディションを受けた
  • 新しいスタジオに応募しても返事がこない
  • コロナの事もあってそもそも募集自体がかなり少ない

集客できない

ヨガの資格を取ってヨガスタジオで経験を積めば、フリーのヨガインストラクターになれる!と考えている人は多いですが、ヨガの経験が豊富だからと言って、集客できるわけではありません。

特に、フリーでヨガインストラクターをする場合は、集客が出来ないと収入が0ということにもなりえるので、集客出来ない悩みはかなり重たいものと言えるでしょう。

集客できないヨガインストラクターのエピソード

  • ヨガ教室を開講したのに蓋を開けてみれば参加者が0人ということもある
  • SNS等も使ってるけどいまいちフォロワーが増えない
  • なかなかお客様が定着してくれず、長期的に開講を続けるのが難しい

給料が少ない

ヨガインストラクターの給料が少なくて、辛いという話もよく聞きます。

実際に、ヨガインストラクターの年収について以下のようなデータがあります。

ヨガインストラクターの年収
平均年収:320万円でした。(求人統計)
平均給料:20万円~26万円

ヨガインストラクターの平均年収の範囲はおよそ290~350万円
最大年収:約380万円

平均年収.jpより

更に、未経験からヨガインストラクターを採用しているスタジオは、給料から教材費や研修費が天引きされ、手取りがもっと低くなることも…。

ヨガインストラクターの場合、昔の大手企業のように「年功序列でどんどん給料が増えていく」ということもありません。

20代独身の間は良かったけど、結婚や出産・育児といったライフスタイルによって給料が少なすぎると感じる人も多いようです。

給料が少ないヨガインストラクターのエピソード

  • 月の稼働時間は実質70時間で、手取りは15万円前後
  • 稼働時間が安定せず、先月と今月で給料が数万円変わったりするこもある

体力が持たない・病気になって続けられない

ヨガインストラクターという仕事は、言うまでもなく体を使った仕事ですので、年齢を重ねるごとに「体力が持たない」という悩みを持つ人も多いです。

また、体力だけではなく病気などで体を安静にするように言われた場合はヨガインストラクターの仕事自体を続けるのが厳しくなったという人もいます。

給料が少ないヨガインストラクターのエピソード

  • 毎朝10時~夜は21時くらいまで、一日3本のレッスンを行うこともある。
  • 始めたての頃は、休みの日は寝て過ごして終わっていたこともあった。
  • 40歳になって、これまでと同じようなレッスンをコンスタントに行うのがキツくなってきた。
  • 病気やケガをして辞めた友人がいた

悩みを乗り越えたヨガインストラクターたちのストーリー

では、実際そういった悩みを抱えてた方はどのようにして乗り越えてきたのでしょうか。
今人気のインストラクターの先生方も、必ずそういった苦労を乗り越えて今があります。
ここでは、実際にヴィオラでヨガレッスンを受け持っている先生方何名かにお話を伺いましたので、紹介します。

会社員をしながら副業でヨガインストラクターになってゆるく経験を積みました

仕事が終わった後、スタジオで夜のレギュラーレッスンを担当し、土日は代行レッスンに入っていました。
(現在は営業職ということもありレギュラーでの固定枠を担当しておりませんが、週末を使ってレッスンを行い経験を積みたいと思っております。)

副業でヨガインストラクターをしているKさん

こちらは、副業としてヨガインストラクターになった例です。
副業にすることで、ローリスクでインストラクターとしての経験を積むことが出来ます。

インストラクターになりたいけど、仕事がなかったり、給料が少なかったりという面が不安という方は、副業で求人を探してみてもいいかもしれません。

副業ヨガインストラクターに聞いた、やりがい・始め方・お金の話

とにかく履歴書を出しまくって、根気強く応募した

根性論で参考になるか分かりませんが、私の場合とにかくいろんなところに応募しました。
実際にヨガインストラクターの求人を出しているかどうかとかは関係なく、スタジオの大小とかも関係なく目についたものに応募しまくりました。
結果すぐではなくとも、数ヶ月先に突然声がかかってきて、そこから様々なスタジオに呼ばれるようになりました。

ヨガインストラクターをしているA.Tさん

こちらは、とにかく根気で手広く応募し続けたA.Tさん
よく聞くのが「数社応募したけどダメだった」とか「そもそも求人を出していない」という言葉です。

A.Tさんは当時、とにかくいろんなヨガスタジオに求人を出し続けたようで、それがある日実ってそこからどんどんお仕事が増えたようです。
応募の仕方も求人を出しているかどうかなどは、関係なくとにかく応募したと仰っておりました。

今の時代であれば、各スタジオSNSとかも行っておりますのでSNSで連絡を取ってみるのも一つの手だと思います。

知り合いのヨガスタジオで週末レッスンを任してもらってる

私の場合は、養成スクールやワークショップで色んな繋がりを作って、そこから自然と週末のレッスンを任せてもらうようになっています。
まだまだヨガインストラクター一本での生活は厳しいのですが、ここからどんどん平日夜のレッスン等もお任せしていただけるように頑張るつもりです。
また、スタジオだけではなくその繋がりで、いろんなヨガイベントにもちょこちょこ呼んでいただいております。

ヨガインストラクターをしているS.Sさん

S.Sさんは養成スクールやワークショップで繋がった、ヨガ友達のスタジオで週末レッスンを任せてもらっていると仰っておりました。
また、その他にもそのヨガ友達繋がりで色んなヨガイベントに呼んでいただいているようです。

いきなり平日お昼のレギュラーレッスン、とかを目指すのではなく小さなところからコツコツとお仕事をいただくようにしているようでした。

厳しい現実もあるヨガインストラクターに求められるものとは?

どうなりたいのかというビジョン

「大好きなヨガを仕事にしたい」という気持ちでヨガインストラクターになる人は多いですが、その後、どんな風になりたいのか・どういう働き方をしたいのかというビジョンを立てましょう。

例えば、上のエピソードでもあったように副業でヨガインストラクターになる人もいますし、主婦をしながら空いた時間にヨガを教えるひともいれば、何十年もずっと毎日ヨガを教え続ける人もいます。

様々な働き方が出来るヨガインストラクターだからこそ、自分はどうしたいのかという軸をもっておくといいでしょう。

自己管理能力

ヨガインストラクターは、時間も体力も使う仕事であり、ずっと学び続ける仕事でもあります。

だからこそ、元気に楽しく長く続けていくためには、自分で体調管理をしたり、仕事の合間をぬって勉強に励んだりする必要もあります。

会社で言われたことだけやっておけば、給料が上がっていくということはあまりない仕事なので、このように自己管理をしながら自主的に動いていくようにしましょう。

経営やマーケティングの勉強

先述の通り、ヨガの経験が豊富だからと言って、ヨガで集客できるわけではありません。

フリーのヨガインストラクターを目指すのであれば、経営やマーケティングの勉強もしておいたほうがよいでしょう。

経営やマーケティングというと難しい印象もありますが、最近では誰でも分かるようにマンガで解説している本もありますし、身近なSNSを使ったマーケティングもあります。

まずは、自分で取り組めるところから勉強を始めてはいかがでしょうか?

ヨガ教室で集客できるまでの4つのステップと具体的な方法

これからヨガインストラクターを目指す人へのメッセージ

ここまでヨガインストラクターのリアルな話をしてきました。
この記事を読んだ人の中にはもしかしたら

「ヨガインストラクターを目指すのはやめておこうかな…」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、そう言った厳しい一面があるのは事実ですが、ヨガの勉強を続けていくことでその努力がいつか目を結び、人気のヨガインストラクターになられる方は数多くいらっしゃいます。
ヴィオラトリコロールでは本町、千里、天王寺の3スタジオがあり、それぞれに人気の先生がいらっしゃいます。
そのような人気の先生に昔の話を伺うと、例外なくみなさん駆け出しのころは同じような悩みや不安を抱えていらっしゃいました。
今では毎日満員のレッスンを抱えるような先生でも、一年目二年目はレギュラーのレッスンなんて夢のまた夢で、たまに単発で開催するレッスンも参加者0人ということもあったようです。

厳しい一面がある業界なのは事実ですが、ヨガに対する熱意が誰にも負けない自信があるのであれば、
いつかその熱意はヨガスタジオに伝わり、レッスンを持ち、生徒さんも数多く抱える人気インストラクターになっていることかと思います。

厳しいから諦めるではなく、一度挑戦してみることは大変おすすめします。