スクールへの質問で多いのは、
まず1つが、身体が硬くてもヨガインストラクターになれるのか?という質問です。
答えはYES!
一概には言えませんが、逆に言えば、柔らかければ教えられる、とも言えません。
難しいポーズが出来ても、教えるのは自身の練習とはまた全く別のことです。
教える生徒、クラスのレベルによっては、クラス中にデモンストレーションを見せることも必要です。
上級者向けのクラスで、体が固くてポーズが取れなければ難しいでしょう。
口頭説明だけでは分かりずらい場面もあり、実際に見せする必要も出てきます。
要は、指導クラス、対象者の選択です。
体が固いのであれば、体が固い方向けのクラスを指導する。
経験も短いのであれば、初心者のみ教えるというのも選択肢の一つです。
そして、もう1つは、
今年で○○歳ですが、 今からでもヨガインストラクターになれますか?
という質問です。
そこで、年齢を気にされている方からの相談とそれに対するアンサーをご紹介したいと思います。
Contents
ヨガインストラクターの平均年齢は?
ヨガインストラクター全体での年齢平均は、おそらく20代後半~30代前半になるかと思います。
大手のヨガスタジオは積極的に若いヨガインストラクターを採用していることに加え、新卒でヨガインストラクターになる方も年々増えてきています。
「やっぱり若い人が多いのか・・・」
と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にヨガスタジオに通うと20代30代だけではなく、40代50代のヨガインストラクターの方も多くいらっしゃいます。
ヨガは年齢を重ねても行えますので、40代や50代だけではなく60代でもヨガインストラクターをされている方は多くいらっしゃいます。
ですので、平均年齢を気にする必要は全くありません。
ヨガインストラクターの資格は何歳でも取得可能
2022年現在、ヨガには様々な資格があります。
その中でも最も有名なヨガの資格が、「RYT200」と呼ばれる資格になります。
(資格について詳しくは「ヨガの資格「RYT200」ってなんだろう?老舗ヨガスタジオが解説!」をご覧ください。)
このRYT200には年齢による取得制限はありませんし、何歳からでも取得可能です。
取得を目指す年齢層は20代後半~が比較的多く、30代の女性が中心になると思います。
仕事や子育てがひと段落してからRYT200を目指す方が多く、セカンドキャリアとして目指す方が多いです。
また、20代30代だけではなく40代以降の方も多くいらっしゃいます。
現在ヨガヴィオラスクールで活躍するインストラクターの仲にも、40代以降で資格を取得された方もいらっしゃいます。
ヨガインストラクターは何歳までできるの?
ヨガインストラクターは何歳までできるのでしょうか。
結論から述べると何歳までも可能です。
ただし、現実的な問題として60代になると体力的に毎日スタジオまで通い、毎日レッスンを行うのは体力的にも難しくなってきます。
そういった場合スタジオでヨガを指導するわけではなく、例えば老人ホームでヨガレッスンを行ったり、オンラインでヨガレッスンを行ったりという事も増えてきます。
何歳までヨガインストラクターを続けられるか?
というのは、個人の体力によるので一概には言えない部分があります。
自分の体力が問題ないのであれば、何歳までもヨガインストラクターは続けることが可能です。
無理のない範囲で続けることが大切です。
年齢を重ねている方はシニアヨガでの人気が高い!
シニアヨガ、というものはご存じでしょうか。
主に高齢者層を対象として行うヨガをシニアヨガと呼ぶのですが、このシニアヨガでレッスンを行う場合、若いヨガインストラクターよりも年齢を重ねたヨガインストラクターの方が人気が高い傾向にあります。
生徒からしても、年齢の近い方に教えてもらう方が安心感があり、60代70代を対象としたシニアヨガクラスでは、年齢を重ねたインストラクターが行うことがほとんどです。
日本は高齢化社会が進んでいますので、年々このシニアヨガの需要は高まっており、ヨガインストラクターの需要も増えてきています。
ヨガインストラクターとしての強みは何か考えよう
40代50代でヨガインストラクターを目指す場合、よく陥りがちな思考が
「若いインストラクターと同じことをしなくちゃ…」
という考えです。
これは、自分のヨガインストラクターとしての強みを自ら潰してしまう考えです。
例えば自分がスタジオでレッスンを行う際、
「20代30代しか生徒がいないレッスン」と、「60代70代しか生徒がいないレッスン」
この2つのレッスンで同じレッスンを行うでしょうか?
きっと話す速度や声色、レッスンの雰囲気を変えるはずです。
生徒側からしてもこれは同じで、ヨガインストラクターに求めていることはそれぞれ違います。
自分の年齢だからこそ提供できる、自信の強みを正しく理解して、レッスンを提供できるように心がけましょう。
実際にいただいたご相談内容
ヨガヴィオラスクールではこれまで1000名以上のヨガインストラクターを輩出しており、多くの方から多くの質問を受けてきました。
その中で年齢に関して、実際にあった質問を2つピックアップして紹介します。
Q.30代後半なのですが、今からでも間に合いますか?
高齢化社会を見越して、健康を維持でき、しかも収入も得られる仕事を探していてヨガインストラクターに行きついたのですが、今からでも間に合いますか?
ヨガに興味がありインストラクターの資格を取得しようと考えております。
しかしながら今までスポーツに縁がなく、またスポーツジムに通った経験もなく身体も硬いです。
現在30代後半の私ですが、 やはり年齢的にインストラクターになるには遅いでしょうか?
失業期間中に様々な職種や資格を調べましたが、これから先のことを考えると
まずは身体が資本だという考えに至り、健康を維持でき、しかも収入も得られる仕事はということで
色々と調べた結果、行き着いたのがヨガインストラクターの仕事です。
A.間に合います!
ヨガインストラクターの多くは、20代半ば~30代前半の方が大半ですが、 現在活躍されている方で、50代、60代や80代の方もいらっしゃいます。
おっしゃるように、超高齢化社会の到来により、今後さらにシニア層の増加が見込まれる昨今
ヨガで高齢者の健康増進や、運動不足解消、ストレス解消、自立した生活にむけてのサポートが出来ると思います。
ヨガは、幅広い層の方を対象者する素晴らしいメソッドです。
それぞれの年代に応じたヨガ(50代、60代、70代向けのヨガ)があります。
やってみたいと思った時がスタートです!
Q.ヨガインストラクターは、歳をとったらどのような仕事をするのですか?
将来、ヨガインストラクターになりたいと考えています。
ヨガインストラクターというと若くてキレイな方が多いイメージがありますが、
歳をとったらどのような仕事をするのですか?
A.様々な仕事があります
ホットヨガやフィットネスクラブのヨガインストラクターは、若い方が多いイメージがありますが、 ヨガインストラクターといっても肉体を酷使するわけではないので、ヨガ業界では他業種と異なり、 比較的年配のインストラクターも多いです。
また、高齢者向けヨガや、瞑想など、専門性の高い知識や技術があればさらに長く続けられます。
スタジオやフィットネスクラブで長くインストラクターとして活躍していると
管理職として迎えられることもあるでしょう。
何度も言うように、ヨガは、幅広い層の方を対象者する素晴らしいメソッドです。
仕事として捉えても、沢山のボディーワークがある中で、これだけ寿命が長いジャンルはかなり貴重です。
子供向けのヨガ、20代前半~30代半ばの美意識が高いOLさん、マタニティさんや 近年では高齢者ヨガの需要も伸びており、 それぞれの年齢の方が活躍できるフィールドがあります。
ヨガインストラクターの仕事は、他の仕事と大差なく大変です。
でも、ヨガが好き、または仕事にしたいなら、年齢問わず是非チャレンジして欲しいです!
一度しかない人生だから。
あなたのチャレンジ楽しみにしています!
ヨガインストラクターはタイミングが大事
ヨガインストラクターになるべき時はいつでしょうか。
それは、「ヨガインストラクターになりたい!」と、そう思った瞬間です。
ヨガインストラクターには年齢なんて関係ありません。
年齢を重ねてからヨガインストラクターを目指し、ヨガスタジオでレッスンを行っている方も多くいらっしゃいます。
ヨガインストラクターになりたい!
そう思った自分の気持ちを尊重し、年齢など気にせずヨガインストラクターになりたいと思ったら是非目指してみてください。
まとめ
今回は、ヨガインストラクターの年齢について紹介してきました。
ヨガインストラクターにチャレンジする際年齢は全く関係ありません!
年齢を不安に思う気持ちはわかるのですが、同じ不安を抱えながら多くの方がヨガインストラクターになっています!
思い立ったらまずは行動してみることが大切です!
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