第1回目:マクロビオティックとは?(5/10更新)
第1回目:マクロビオティックとは?(5/10更新)
私がマクロビオティックに出会ったのは2003年。
気がつけば干支が一周回るほど、マクロビオティックと長く付き合っています。
マクロビオティックを教えている中で、皆さんに聞かれるのは、
野菜と玄米と豆しか食べてないのですか? というご質問です。
始めた3~4年はそんな時期もありましたが、今はマクロビオティックの真髄である
陰陽五行を食べる時は勿論、ライフスタイル、季節やヨガ、そして人間関係にも置き換えて使っています。
え?!玄米菜食がマクロビオティックじゃないの?!
と思われがちですが、それは一つの食べ方の提案であって、本来はバランス良く、健康で平和な精神を持って過ごしましょう!
というのが本来の目的なのです。
自分の事は自分が一番分かるはずなのですが、これが一番分からなくなるものなのです。
しかもかなりの確率でそうなる、それが生きてる事であり、人生でもあります。
今の自分がどんな状況で、また自分を取り巻く環境がどの様な状態なのか?を冷静に観察する際の基準値が陰陽五行なのです。
人によってそれらをヨガやアーユルヴェーダ、星を読む、カウンセリングに行くなど様々な方法で自分を分かろうとします。
自分を把握出来れば次の一手、つまり対策が見えてきますね。
どうしていいかをある程度わかり、焦らず対応出来るトレーニングシステム、といってもいいかもしれません。
それ故、トレーニングシステムを守る事に躍起になっては本末転倒です。
最終的に頭という知識を解さず、直感と行動がオートマティックに起動して行ける為のトレーニング。
これからお話する知識は目安です。 目指す、のではなく、目安ですから、リラックスして、
知らない自分に出会う旅に出た様な気持ちでお付き合いくださいね。
まず、第一回目は陰陽について
陰陽チェックリストをみて、陰と陽それぞれあてはまるものの個数をカウントしてみましょう
陰性サインリスト(拡張、緩みすぎ、柔らかい)
①顔が腫れて白い。腫れぼったい。青白い。
②玉ねぎを切ると目にしみる。
③よく蚊や虫に刺される。また異常に虫を怖がる。
④内出血、青あざが出来やすい。
⑤夜型(23時を過ぎても眠くならない)、朝起きれない。
⑥行動、話し方がゆっくり
⑦人に直接話すのに恐怖を感じる。直接話すよりメールになりがち。
⑧臆病、人と会うのが怖い上に排他的、非常に防衛的。
⑨物をよく落とす、忘れる。
⑩時間にルーズなところがある。遅刻が多い。
⑪高所恐怖症。
⑫手足が腫れて体が冷える。
⑬力や筋肉が弱い。
⑭手相や指紋が薄い。
⑮ぷよぷよと太っている。
⑯たんやおりものが出る。
⑰味噌汁や漬物等の塩気の強いものを食べたくなる。
⑱アイスクリーム等のデザートを好んで食べる。
陽性サインリスト(緊張、しまりすぎ、かたい)
①甘いものやアルコールなしでは過ごせない。
②豆腐や豆乳が頻繁に食べたくなる。
③脂肪の多いクリーミーなものばかり欲しくなる。
④お米より、パスタ、麺類、パンが食べたくなる。
⑤パン、クッキー、せんべい等の焼き菓子が頻繁に欲しくなる。
⑥過食気味で、あまりよく噛まない(一口噛む回数が30回以下)
⑦果物やナッツが沢山食べたくなる。
⑧イライラする。人の言動に腹が立つ。人を思うように変えたいと思う。
⑨早口すぎる。しゃべりすぎる。人の話が聞けない。
⑩手足がしまって冷える。
⑪痩せすぎ又は、逆にどっしりと太る。どちらにしても見た目の印象が重い。
⑫顔色が不自然にしまっていて白い、赤黒い、茶黒い、黄色い。
⑬顔がてかる。鼻筋が黒ずんでいたり赤くなったり、青くなったりしている。
⑭執筆が強すぎるか文字を書いているときに落ち着かない。続かない。
⑮歯軋りをする。
⑯子供の泣き声を聞くとイライラする。
⑰髪が硬い、白髪がある。
⑱水分を良く取る。(1リットル以上)
さて、どちらの方が多かったですか?
また数はどれだけ該当出来ましたか?
まず、この陰陽のチェックは先天的なチェックではなく、流動的に変化する今の状況を映し出していますので、この結果のみで私は陽性だ、陰性だから、と決めつけない事が一番大切なポイントとなります。
そして次に、この陰陽は東洋医学の陰陽の意味と少し異なります。
①朝&昼、上がる、上に伸びる、広がる、拡散する、柔らかい、動く、リラックスする、興奮する、起きる、ストレッチ
②夜、下がる、下に伸びる、縮まる、収縮する、硬くなる、止まる、集中する、寝る、筋トレ
マクロビオティックでは①を陰性、②を陽性として考えていきます。
いくつかはそのままの物がありますので、既に東洋医学で慣れた方には、
ややこしい理論になりますが、呼び方が違うだけで意味は同じです。
陰性カウントが多かった方は
ゆっくり、受け身で、少し内向な状態の様です。
適切な陰性であれば、穏やかで、人に寄り添い、合わせてあげる余裕があり、誰とでも平和的に関わる事が出来ます。
陰性に偏り過ぎた場合、 色んな情報に反応しすぎで疲れてしまった様です。
また不安から誰かといないと寂しくなる傾向も。
自分の心の声より、誰かに甘えたい気持ちが高まり、友達何人にも同じ内容で相談する事が多くなったり、またアドバイスなどに振り回されやすくなっている、またメールやネットから離れられない際は陰性に偏り過ぎ。
そんな時、自分のペースで行えるヨガはベストです。
誰かのペースから離れ、自立心を取り戻してみましょう。
事が過ぎると、現実に適応する事を放棄してしまう事もありますので、逃げたくなってきたな、と思った時は陰性に偏りすぎている事を早めに気がつきましょう。
偏った状態からバランスを取りたいなと思った際に、食べるといいものは、
小豆入りの玄米、昆布やひじき、人参、ゴボウ、黒胡麻、塩、醤油、味噌。
調理はじっくり加熱したものがいいですよ。
あと温かい食べ物がいいですね。
あまりにブレた時は、コアトレーニングがオススメです。
特にオススメはピラティス!
インナーマッスルを鍛える事で、軸を感じ取り戻してみましょう。
そして少し心が元気になってきた時は、是非スタジオレッスンへ!
先生に励まされたり、またみんなで一緒にすることによる共同作業で、皆さんで楽しく前向きな同じ気持ちをシェアすることで、より安心感が得られますよ。
これが陰性過ぎた時にするとオススメのライフスタイル。
陽性カウントが多かった方は、 少しせっかちな心模様か、頑張りすぎ、または頑張りが評価されないフラストレーションで怒りの感情が湧いてきている可能性があります。
適度な陽性であれば、責任感が強く、物事を素早くテキパキと効率的、精力的に活動できます。
こんな時は、過剰に満ちたエネルギー、つまり安全に怒りを発散するには、汗が出る運動強度の高めのものがいいでしょう。
ヨガの種類で言うと、パワーヨガやヴィンヤサヨガ、アシュタンガヨガ、
じーっとしているより動きの連続があるものが楽しく取り組めると思います。
また、ダンスや山登りもいいですよ。
体を激しく動かす体力はない場合の陽性リリースは、ヨガの瞑想やヨガの呼吸法などの内観もいいでしょう。
陽性の場合、 メンタルは強い場合が多いので、自分のダメな所や苦手な事とじっくり向き合うのは向いています。
自分自信を見返ることで、客観的な視野で高ぶる感情を沈静化させるといいでしょう。
高ぶる感情の心理は主観性。
感情が高ぶる際は、自分を振り返る時間を日々持つようにしておきましょう。
陽性の方は継続力、忍耐力が高いので、それを生かし日々メンタルトレーニングに励むのもいいですよ。
食べ物では、果物、うどん、白米、ワカメ、寒天、豆腐、葉野菜で生か(少なめで)さっと茹でる、蒸した物を召し上がるといいですよ。
味は酸味、甘みがオススメです。
こうしてみてみると、
陰陽が分かると食べ物だけの調整ではなく、
ヨガやピラティスなどの運動やファッション、
人間関係などで調整取る事が出来ますので、
ご飯作るのが苦手な方も、
コンビニで買い物する際にチョイス上手になってみてくださいね。
どの辺まで取り入れたらいいの?
ポイントは、居心地の良さで観察してみます。
頭でやらないで、心と体の声を伺いながら取り組む。
そして何よりまずは失敗を恐れず、やってみること。
変わるために必要な事は、まず行動を起こす事から。
レッツチャレンジ、マクロビオティック!
(次回更新:6/10に更新予定です。)
ヨガやピラティスをどれだけ修得できるかは個人差がありますが、スクール・講師の質によって 大きく変わります。
ヴィオラには、個性あふれ暖かくて教え上手な現役インストラクターが担当してい ますのでご安心ください。
『基本』からしっかり指導していくと共に、ただ教えるのではなく「伝える」という事も重要視しており『実践的な指導技術』を修得できます。
スタジオの一般クラスを体験し直接感じていただいたり、インストラクターを目指す方には、
ヨガやピラティスインストラクターコース無料説明会や個別の説明会も随時実施していますので、 お気軽に担当者や講師に相談してみてください。
私がマクロビオティックに出会ったのは2003年。
気がつけば干支が一周回るほど、マクロビオティックと長く付き合っています。
マクロビオティックを教えている中で、皆さんに聞かれるのは、
野菜と玄米と豆しか食べてないのですか? というご質問です。
始めた3~4年はそんな時期もありましたが、今はマクロビオティックの真髄である
陰陽五行を食べる時は勿論、ライフスタイル、季節やヨガ、そして人間関係にも置き換えて使っています。
え?!玄米菜食がマクロビオティックじゃないの?!
と思われがちですが、それは一つの食べ方の提案であって、本来はバランス良く、健康で平和な精神を持って過ごしましょう!
というのが本来の目的なのです。
自分の事は自分が一番分かるはずなのですが、これが一番分からなくなるものなのです。
しかもかなりの確率でそうなる、それが生きてる事であり、人生でもあります。
今の自分がどんな状況で、また自分を取り巻く環境がどの様な状態なのか?を冷静に観察する際の基準値が陰陽五行なのです。
人によってそれらをヨガやアーユルヴェーダ、星を読む、カウンセリングに行くなど様々な方法で自分を分かろうとします。
自分を把握出来れば次の一手、つまり対策が見えてきますね。
どうしていいかをある程度わかり、焦らず対応出来るトレーニングシステム、といってもいいかもしれません。
それ故、トレーニングシステムを守る事に躍起になっては本末転倒です。
最終的に頭という知識を解さず、直感と行動がオートマティックに起動して行ける為のトレーニング。
これからお話する知識は目安です。 目指す、のではなく、目安ですから、リラックスして、
知らない自分に出会う旅に出た様な気持ちでお付き合いくださいね。
まず、第一回目は陰陽について
陰陽チェックリストをみて、陰と陽それぞれあてはまるものの個数をカウントしてみましょう
陰性サインリスト(拡張、緩みすぎ、柔らかい)
①顔が腫れて白い。腫れぼったい。青白い。
②玉ねぎを切ると目にしみる。
③よく蚊や虫に刺される。また異常に虫を怖がる。
④内出血、青あざが出来やすい。
⑤夜型(23時を過ぎても眠くならない)、朝起きれない。
⑥行動、話し方がゆっくり
⑦人に直接話すのに恐怖を感じる。直接話すよりメールになりがち。
⑧臆病、人と会うのが怖い上に排他的、非常に防衛的。
⑨物をよく落とす、忘れる。
⑩時間にルーズなところがある。遅刻が多い。
⑪高所恐怖症。
⑫手足が腫れて体が冷える。
⑬力や筋肉が弱い。
⑭手相や指紋が薄い。
⑮ぷよぷよと太っている。
⑯たんやおりものが出る。
⑰味噌汁や漬物等の塩気の強いものを食べたくなる。
⑱アイスクリーム等のデザートを好んで食べる。
陽性サインリスト(緊張、しまりすぎ、かたい)
①甘いものやアルコールなしでは過ごせない。
②豆腐や豆乳が頻繁に食べたくなる。
③脂肪の多いクリーミーなものばかり欲しくなる。
④お米より、パスタ、麺類、パンが食べたくなる。
⑤パン、クッキー、せんべい等の焼き菓子が頻繁に欲しくなる。
⑥過食気味で、あまりよく噛まない(一口噛む回数が30回以下)
⑦果物やナッツが沢山食べたくなる。
⑧イライラする。人の言動に腹が立つ。人を思うように変えたいと思う。
⑨早口すぎる。しゃべりすぎる。人の話が聞けない。
⑩手足がしまって冷える。
⑪痩せすぎ又は、逆にどっしりと太る。どちらにしても見た目の印象が重い。
⑫顔色が不自然にしまっていて白い、赤黒い、茶黒い、黄色い。
⑬顔がてかる。鼻筋が黒ずんでいたり赤くなったり、青くなったりしている。
⑭執筆が強すぎるか文字を書いているときに落ち着かない。続かない。
⑮歯軋りをする。
⑯子供の泣き声を聞くとイライラする。
⑰髪が硬い、白髪がある。
⑱水分を良く取る。(1リットル以上)
さて、どちらの方が多かったですか?
また数はどれだけ該当出来ましたか?
まず、この陰陽のチェックは先天的なチェックではなく、流動的に変化する今の状況を映し出していますので、この結果のみで私は陽性だ、陰性だから、と決めつけない事が一番大切なポイントとなります。
そして次に、この陰陽は東洋医学の陰陽の意味と少し異なります。
①朝&昼、上がる、上に伸びる、広がる、拡散する、柔らかい、動く、リラックスする、興奮する、起きる、ストレッチ
②夜、下がる、下に伸びる、縮まる、収縮する、硬くなる、止まる、集中する、寝る、筋トレ
マクロビオティックでは①を陰性、②を陽性として考えていきます。
いくつかはそのままの物がありますので、既に東洋医学で慣れた方には、
ややこしい理論になりますが、呼び方が違うだけで意味は同じです。
陰性カウントが多かった方は
ゆっくり、受け身で、少し内向な状態の様です。
適切な陰性であれば、穏やかで、人に寄り添い、合わせてあげる余裕があり、誰とでも平和的に関わる事が出来ます。
陰性に偏り過ぎた場合、 色んな情報に反応しすぎで疲れてしまった様です。
また不安から誰かといないと寂しくなる傾向も。
自分の心の声より、誰かに甘えたい気持ちが高まり、友達何人にも同じ内容で相談する事が多くなったり、またアドバイスなどに振り回されやすくなっている、またメールやネットから離れられない際は陰性に偏り過ぎ。
そんな時、自分のペースで行えるヨガはベストです。
誰かのペースから離れ、自立心を取り戻してみましょう。
事が過ぎると、現実に適応する事を放棄してしまう事もありますので、逃げたくなってきたな、と思った時は陰性に偏りすぎている事を早めに気がつきましょう。
偏った状態からバランスを取りたいなと思った際に、食べるといいものは、
小豆入りの玄米、昆布やひじき、人参、ゴボウ、黒胡麻、塩、醤油、味噌。
調理はじっくり加熱したものがいいですよ。
あと温かい食べ物がいいですね。
あまりにブレた時は、コアトレーニングがオススメです。
特にオススメはピラティス!
インナーマッスルを鍛える事で、軸を感じ取り戻してみましょう。
そして少し心が元気になってきた時は、是非スタジオレッスンへ!
先生に励まされたり、またみんなで一緒にすることによる共同作業で、皆さんで楽しく前向きな同じ気持ちをシェアすることで、より安心感が得られますよ。
これが陰性過ぎた時にするとオススメのライフスタイル。
陽性カウントが多かった方は、 少しせっかちな心模様か、頑張りすぎ、または頑張りが評価されないフラストレーションで怒りの感情が湧いてきている可能性があります。
適度な陽性であれば、責任感が強く、物事を素早くテキパキと効率的、精力的に活動できます。
こんな時は、過剰に満ちたエネルギー、つまり安全に怒りを発散するには、汗が出る運動強度の高めのものがいいでしょう。
ヨガの種類で言うと、パワーヨガやヴィンヤサヨガ、アシュタンガヨガ、
じーっとしているより動きの連続があるものが楽しく取り組めると思います。
また、ダンスや山登りもいいですよ。
体を激しく動かす体力はない場合の陽性リリースは、ヨガの瞑想やヨガの呼吸法などの内観もいいでしょう。
陽性の場合、 メンタルは強い場合が多いので、自分のダメな所や苦手な事とじっくり向き合うのは向いています。
自分自信を見返ることで、客観的な視野で高ぶる感情を沈静化させるといいでしょう。
高ぶる感情の心理は主観性。
感情が高ぶる際は、自分を振り返る時間を日々持つようにしておきましょう。
陽性の方は継続力、忍耐力が高いので、それを生かし日々メンタルトレーニングに励むのもいいですよ。
食べ物では、果物、うどん、白米、ワカメ、寒天、豆腐、葉野菜で生か(少なめで)さっと茹でる、蒸した物を召し上がるといいですよ。
味は酸味、甘みがオススメです。
こうしてみてみると、
陰陽が分かると食べ物だけの調整ではなく、
ヨガやピラティスなどの運動やファッション、
人間関係などで調整取る事が出来ますので、
ご飯作るのが苦手な方も、
コンビニで買い物する際にチョイス上手になってみてくださいね。
どの辺まで取り入れたらいいの?
ポイントは、居心地の良さで観察してみます。
頭でやらないで、心と体の声を伺いながら取り組む。
そして何よりまずは失敗を恐れず、やってみること。
変わるために必要な事は、まず行動を起こす事から。
レッツチャレンジ、マクロビオティック!
(次回更新:6/10に更新予定です。)
ヨガやピラティスをどれだけ修得できるかは個人差がありますが、スクール・講師の質によって 大きく変わります。
ヴィオラには、個性あふれ暖かくて教え上手な現役インストラクターが担当してい ますのでご安心ください。
『基本』からしっかり指導していくと共に、ただ教えるのではなく「伝える」という事も重要視しており『実践的な指導技術』を修得できます。
スタジオの一般クラスを体験し直接感じていただいたり、インストラクターを目指す方には、
ヨガやピラティスインストラクターコース無料説明会や個別の説明会も随時実施していますので、 お気軽に担当者や講師に相談してみてください。