新しくマスタートレーナーになったMisa先生、YUKI先生に、ピラティスについてあれこれ聞いてみました！
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聞いてみたいリクエストがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね♪

Question：ピラティスをはじめたきっかけはなんですか？

---YUKI
最初はピラティスのことは、よく分からなくて。ただ外国のバレエ団には絶対ピラティストレーナーが来ていたり、ピラティスを取り入れているところが多くて気になっていたので、「ピラティスってなんだろう？」と思って始めました。
初めてやったときに、「めっちゃいいわぁ〜」って。「全てのムーブメントに通じるもの」を感じたので、そこからピラティスにはまりました。

----Misa
ヨガを3年くらい続けた時に、いつも先生に注意されるポイントが変わらなくて・・・腰を使いすぎとか、肘の過伸展とか・・・
そういうのを治したくて、ピラティスやってみようかなって。
で、すごくアライメントを直されて・・・
わずかな時間だったんですけど、「え！？今までヨガをやってきた３年間がこの45分で変わったな」って。それで、真面目にピラティスをやってみようかなと思って今に至ります。

Question：ヨガもやったことはありますか？

---YUKI
海外のホテルでヨガプログラムを受けたことがあります。その時の感想はストレッチ感が強いなと。たまたまプログラムが、ストレッチ寄りのものだったのかもしれません。もともとクラシックバレエをやっていて、ヨガもピラティスも違いが分からない時に受けたんですが、その時はこれならバレエのレッスンを受けにいくかなぁと思いました。


----Misa
私は普通の会社員をしていて、毎日が残業で忙しくて、身体がボロボロ・・・という時にヨガを始めました。今もずっと続けていて、ピラティスを始める前の３年間くらいはずっとヨガをしていました。
ヨガって、アーサナをホールドしながら数呼吸する間が「無」になれるので、す〜〜〜っとする。ストレッチ感は強いけれども、なんかね、心が穏やかになるというか。

---YUKI
それを聞くとほんとにやってみたいなぁって思える。なんとなくそういう効果があるのは分かるけれど、まだ自分では体験していなくて・・・

----Misa
年の功・・・？笑

Question：Misa先生は、なぜヨガもピラティスも続けているのですか？

----Misa
それぞれ良さがあって、どちらも好きなんです！
私は、ヨガをしている時間はすごく自分と向き合える。呼吸を深めましょうと言われなくても、アーサナをホールドして数呼吸しているうちに、勝手に呼吸が深まっていって、無になれる。

ピラティスはポーズが最終的な目的ではなく、その完成形のうごきに至るまでの「段階」がピラティスなので、「今ここの筋肉動かしているな」「アライメントはこうじゃないといけないな」とか頭を使いながら行うので、すごく身体に効いている〜と感じます。

ピラティスで身体を作ることでヨガのアーサナが安定したとも感じます。私はどちらもやっているんですけど、これからもどっちも続けていきたいなぁって思っています。

Question：ピラティスをして変わったな〜効果あったな〜というとこはありますか？

----Misa
ヨガをやってたときと、ピラティスを始めてからだと、一番違ったのは『ヨガをやってる時には感じなかった日常生活のアライメント』に気をつけるようになったこと。
ヨガをやってる時は、その時気持ちよかった〜で終わっていたけど、 ピラティスを始めると「あぁ、足をくんじゃダメだな」とか「骨盤立てないといけないな」とか「人に向く時は、身体全体で向かないといけないな」とか。
姿勢×時間がその人の骨格を作るので、これを考えるようになって、自然と姿勢を正す時間が長くなってアライメントが整いました。だからピラティスを続けているのかなって。

「生活の中の姿勢変わりますよね？」

----YUKI
変わります、変わります！
０からピラティスを始めるお客様も、３〜４回ピラティスをやっていくと「周りの人の姿勢が気になる」って「はっ！自分もこんな姿勢なのかな？」って気になって、気をつけるようになりましたっていう方が多いです。ピラティスに触れることによって、意識が変わるんです。
私自身もバレエのレッスンで、驚くくらい身体がよく動くようになりました。ピラティスは続けると、身体の基礎的な筋肉が育つので、いつの間にか足の裏の筋肉が育ってて、高く跳べるようになっていたりします。

----Misa
テニスをやっているんですけど、ピラティスやったら上手になりました。
前は胸郭が回旋し辛かったのが、ピラティスをやって胸郭が回旋するようになったら、勢いがよくなりました。
スポーツをやっている人はピラティスの効果を感じやすいかもしれないですね。

Question：ピラティスは初心者だと難しいですか？

----YUKI
むしろ、オススメしたいですね。
何もしてない人がいきなり何かスポーツをやるよりも、強度的にも始めやすいと思います。ピラティスは「あなたの骨格はこうだから、ここまでいいですよー」というふうに、無理なく今の自分の可動域の中で動くので、怪我もしません。

----Misa
ピラティスは骨格レベル・筋レベル・筋膜レベル・神経レベルなど、いろんなところから呼吸が入りやすい身体つくりを解剖学的に考えていくので、難しいって印象を持たれがちなんですが、それはインストラクターの腕の見せどころですね。

Question：ピラティスは痩せますか？

----YUKI
よく、「痩せますか？」ってバーンって聞かれますね。
続けていくうちに、筋力がつくので身体は引き締まっていきます。自分でもその変化を感じられると思いますが、じゃあ引き締まってきたからそれが数字（体重）に出るかというと、必ずしもそうでも無い。実際、筋肉は脂肪よりも、重いんです。
だから簡単に「やせますよ〜」とは言わないです。
最初に「痩せます」って言うと、ピラティスを始めただけで痩せるような気になってしまったりする・・・結果的にピラティスについて残念な印象になってしまうのは悲しいので。
当たり前のことですが、体重をガンと落としたいなら、運動だけではなく食生活も変えないといけないです。

どれくらいの頻度でスタジオに通えば、効果が出やすいでしょうか？

----Misa
ピラティスはスタジオに通う回数にこだわるのではなく、意識で効果が変わります。
ピラティスのエクササイズは、日常生活に直結しているので、日常生活に移行することができます。
例えば、スイミングの手足をパタパタとする動きは「歩行」に移行します。だから日常生活で歩いている時に、スイミングで気をつけていた「姿勢」や「アライメント」に意識を向けられれば、スタジオにいない時でも実はエクササイズをやっているのに等しいんですね。
やらないと効果は出ません。ピラティスの場合はスタジオに来る回数だけではなく、日頃の生活にポイントを決めてやっていくと、どんどん変わっていきますよ！

Question：身体の痛みや不調は、ピラティスで治りますか？

----Misa
ピラティスに来る方は、「私はココをこうしたい」とか「ココを変えたい」という、絶対的な効果を求めている方が多いんです。
ピラティスを始めるきっかけとして「なんだか、自分の身体にガタがきた」と何かしらの不調を持っている方が多いと思います。例えば、「産後すっごい体調悪い」「日頃の仕事で腰痛が・・・」「日常的に肩こりが・・・」そういう悩みのある方が興味を持たれますね。

----YUKI
そういう身体の不調が、ピラティスをやっているうちに『あ、痛くなくなりました。今までずっと悩んでたのに』ってなるんです。狙ってないのに！
それが私は自分でピラティスの指導をやっていて、一番びっくりするところです。
テーブルトップで、足がずれないように、右足と左足の股関節の上に膝があって・・・って、そこをうるさいくらいにやると、痛みのある箇所が治るんですよね。 ピラティスで均等に筋肉を使っていくことで「ほぐれていきもするし」「鍛えてもいくし」「本来のバランスに戻っていくし」
すると、例えば痛くなっていた片側だけの股関節が治っていったりするんですね。
１回だけでも痛みは治るかもしれないけど、また元に戻ってしまう（痛い状態）かもしれない。だから、ピラティスを継続して、自分の本来の正しい位置を、身体に染み込ませていくんです。

----Misa
可塑性っていうんですが、ピラティスは繰り返すことで頭（脳）から変えていくんですね。最初は自分で意識して、それが無意識にできるようになって、気がつけば身体が変わっている。
それがピラティスの魅力です。

Question：これからピラティスを始める方へ

日頃からご自身の身体の事を考え、身体の状態を知る事ができていますか？
忙しい毎日の中で、特に不調を感じないと、なかなか自身の身体には意識が向かないものです。
でも、急に身体のどこかが痛くなったら・・・急に動きが鈍くなったら・・・
「なんで痛くなるの〜〜〜！？」って、文句のひとつも言いたくなっちゃいますね。

でも、痛くなったり鈍くなったり・・・その原因は、毎日の自分自身の不良姿勢が起因しているのです。
だから「ガタがきた」時に、自分の身体に小言を言いたくなってしまったら、次は自分でメンテナンスをしてあげましょう！
身体の調子の良い時に、ちゃんと考えてあげましょう。それを考えていけるのが「ピラティス」なんです。

ぜひピラティス、はじめてみてくださいね。