梅雨が明け、既にお空は夏の顔。今年の夏も暑くなりそうですね。
アーユルヴェーダの考えでは夏はピッタが増える時。夏バテ等起きやすく食欲不振や胃腸の調子（消化力）が乱れてしまいやすい季節。東洋医学でも、「陽」が高まり熱が上がり潤いを消耗しやすく、心・神に影響すると不眠や消化力の低下につながると言われています。
そんな夏に起きやすい不調をミニレッスンで予防していきましょう！

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①足のほぐし（肝経に関わるライン）

内くるぶしの真上から始まり、脛の骨の内側を昇って膝の内側までをラインに沿って押圧します。
（期待できる効果）自律神経を安定させ、目の不調やストレス、不眠、イライラ改善に効果が期待できます。

②バジュラアーサナバリエーション

③Cat＆cow〜シャシャンカアーサナ

四つ這いの姿勢から、息を吐きながら手で床を押し、腰・背中・首の順番に背骨を丸めて天井へ引き上げます。最後に目線はおへそを覗きこんで。
次に息を吸いながら手で床を押して腰・背中・首の順番に背骨を反らせていきます。目線は天井を見上げます。
3〜5回繰り返した後背中を丸めた状態から手を膝近くへ歩かせて頭のてっぺんを床に下ろします。頭に痛みを感じたら手はそのままで。痛みがなければ手で踵を掴み更に背中を丸めます。
（期待できる効果）百会のツボを刺激して頭痛・肩こり・目の疲れ・自律神経の働きを整えてストレスや不眠の改善にも効果が期待できます。（※効能が①と繋がっています）

④アナンタアーサナバリエーション

横向きになり肩下に肘をついて上体を支えます。通常は頭を抱えますが、呼吸を深めるため肋間筋を伸ばしたいのでバリエーションで肘をつきます。お腹を引き締め上の足を持ち上げ手で掴んで、上げれる範囲で持ち上げましょう。
５呼吸程ホールドします。※反対側も同様に
（期待できる効果）体幹を強化し、体側を伸ばす事で呼吸を深め、気持ちを安定させてくれる効果が期待できます。股関節やふくらはぎの筋肉もストレッチしてくれる①とも繋がるアーサナ。

⑤シータリー呼吸法

ヨーガでは珍しく口から息を吸って、鼻から吐き出す呼吸法です。
快適な姿勢で座り、口を丸く開きます。その中から舌をUの字にして覗かせたらその舌の輪の中から息を5カウントくらいで吸って、2カウント止めて、鼻から息を5カウントで吐き出します。
吸った時に冷たい空気が肺を満たすのを感じましょう。内観の練習にもなります。
※10呼吸ほど繰り返します。
（期待できる効果）暑い夏におススメなのが体を冷ますシータリー呼吸法。
体に溜まった熱を取り除き、体を冷ます。精神の安定やイライラ、ストレス、不眠にも効果が期待できます。