ヴィオラスクールを卒業して活躍するインストラクター|碧先生
はじめに
現在、大阪市内でご自身のスタジオ「studio Tula.」を主催しながら、関西のヨガスタジオでもインストラクターとして活躍している碧先生! コースに参加してから、指導者として、そしてご自身でスタジオを主催するまでの苦労などについても教えてもらいました。
目次
1.指導者育成コースを受講したきっかけは?
初めてヨガのレッスンを受けた帰り際、受付の方から養成コースの説明会を勧められ、何気なく受けてみたところ『ヨガとは感情や心をコントロールする術のひとつ』ということを教わり、その時の自分に足りていないものはコレだ!ヨガをしっかり学んでみたい!と思い受講しました。
またそのご説明をしてくださった二軒屋 宏美先生の、どっしりと自分軸のある安定したお姿に魅了されました。
2.現在たくさんのスクールがありますが、碧先生が考えるいいヨガスクールとは、どんなスクールですか?
常に進化し続けているスクールと、選択肢の多いスクールを私は選ぶかなと思います。
導いてくださる講師の方も、練習を続け、その姿を見て学んだり、またご受講される生徒さまと共に学び続けていけるような。
また哲学やアーユルヴェーダ、様々な流派など、選択肢の多いスクールは素敵だなと思います。
3.コースを卒業してから、ヨガインスタトラクターとして活動するまでの期間はどれぐらいでしたか?
コースを卒業してから、身体に対しての知識やアジャストメントに自信がなかったので、パーソナルトレーニングジムでヨガを用いて働きながら、学びと実践を続けていました。
実際にヨガスタジオでレッスンをしたのは、1年後くらいだったと思います。
4.現在のお仕事について教えてください。
主に自身のスタジオでヨガとエアリアルヨガのグループレッスン、パーソナルレッスンの実施と運営をしています。
他スタジオは母校であるヴィオラの泉北スタジオのみでレッスンをさせて頂いています。
5.ヨガインストラクターという仕事のいいところは?
ヨガが大好きなので、好きなことを仕事にできていることだけで、とても幸せです。
レッスンに来てくださって、笑顔になって帰ってくださることはもちろん、実際にヨガのインストラクターを目指してスクールに通われる方も多く、人生の分岐点に立ち会えることのできるお仕事はすごく素敵だと思います。
6.ヨガインストラクターという仕事の難しさは?
伝え方、声のトーン、言葉の選び方、シークエンスの組み方などで、レッスンの空気が大きく変わるので、まだまだ難しいなと感じます。
フリーランスの頃は、お仕事の量と自分の練習と、学び続けたい気持ちとの調整や両立が難しく、葛藤していた時期もありました。
7.ヨガインストラクターのお仕事のお給料についてはどう思いますか?
一般的にみると、フリーランス1本でやっていくのは中々厳しい業界なのかなと思います。
ただ歩合制や正社員など、幅広く選択肢があるとも思うので、自分自身の力や選択次第で大きく変えていくことの出来ることでもあると思います。
碧先生は3年前にご自身でスタジオOPENされました。
日本には現在たくさんのヨガスタジオがあります。大きな会社が運営するヨガスタジオから、個人のインストラクターが運営するヨガスタジオまで、その形は様々です。
碧先生に、スタジオをやってみようと思ったことや、いざやってみて大変なことを聞いてみました。
8.スタジオをご自身でやろうと思ったきっかけは?
ヨガインストラクターを始めてから、いつかは自分のホームのような、一緒に成長していけるようなスタジオを持つことを考えており、そのためにお金も貯めていました。
OPENを決めた時期は直感で『今かな』と思ったからです。
まだ早いかなっていう気持ちももちろんありましたが、直感でヨガの道を選び、その時の自分があったのでそれに従いました。
『選択する時が来たら、まずはやってみなさい。そこから決めればいい。』と、恩師セバスチャン先生が仰った言葉も心に残っていたので、そうしてみようと思いました。
9.スタジオを始めて大変なことはなんですか?
スタジオオープンから3年が経ちました。
ヨガインストラクターをしている時は自分のクラスの事だけを考えていて、目の前に見えるお客様の事だけ考えていました。
スタジオを経営し始めると、レッスンを開催するだけでなく、開催するまでにスケジュール調整して先のことまで考えたり、web更新やSNS告知、準備であったり、、、
コロナ禍になり、さらに感染対策の徹底やオンラインの導入など、やることはたくさんあります。
ですが、たくさんの方々に支えられて、コロナ禍の中でも3年を迎えられた今、日々幸せを感じることが出来ているので、あまり大変だと感じていないかもしれません。
今後も支えてくれているお客様のためにもスタジオを続けていくことで恩返しをしていけたらと思っています。
あとがき
碧先生ありがとうございました。
ヨガインストラクターのお仕事は、レッスンの時間に来てクラスを提供して帰る。というのがお仕事ですが、スタジオを運営するとなると、お客様を呼ぶことはもちろんですが、働いているインストラクターの事も考えなくてはいけませんね。
大変なことも多いと思いますが、自分の好きな空間を作ることができたり、お客様のご意見を直に聞くことができ、ご自身のヨガ指導にも活かせる点が沢山あると思います。
また、ヨガスタジオをOPENするという点では、スタジオという箱を作ると費用も掛かり大変ですが、他業種のように大きな機材や専門的な器具の準備は不要ですので、初期費用はかなり抑えることができます。
ヨガマット、付随するヨガの道具(ヨガブロックやベルト、ブランケットなど)を最低限準備して始めることが可能です。そして、在庫をかかえるなどのリスクも少ないので、ヨガスタジオを始める方は多くいらっしゃいます。もちろん、その後継続していくことは本当に大変だと思います。
どんな時間にクラスを設定したらお客様が来やすいのか?料金設定は?HPを作るのは?どんなインストラクターにクラスをお願いするのか?
考えることは沢山ありますね。それでも碧先生がおっしゃる通り、支えてくれる方がいることや、自分のお店があるということで大変よりも楽しみの方が多いのかもしれません。
ヨガインストラクターの働き方は本当に多様です。
ヨガが好き!自分のお店をやってみたい!と思っている方はまずはヨガの指導方法を学び、少しずつ夢を叶えていただきたいと思います。
\碧先生の運営するスタジオ/
studio Tula.
https://studio-tula.wixsite.com/studio-tula
\碧先生のInstagram/
https://www.instagram.com/studio.tula/?hl=ja