第22回「意思」
*English follows Japanese*
みなさまごきげんいかがですか?
ピラティス指導者のGingerです。
新しい年が始まりました。みなさまいかがお過ごしですか?新年は抱負や目標を立てる方々も多いことと思います。
アーユルヴェーダで大切なのはコツコツとした積み重ねです。背伸びをしない、無理をしない、嫌ならやらない。この三つのことを私のアーユルヴェーダの先生は繰り返し仰います。それは『考え、言葉、行動を一致させる』ことにつながり、これらの不一致はアーユルヴェーダにおける病の原因の1つと言われています。今の自分の身の丈にあった、毎日続けられそうな目標を定めましょう。どんなにやさしい目標を掲げたとしても、継続することは生半可な心構えでは難しいのです。何をするかも大切ですが、意志が無ければ続きません。先ずは継続すること。ここから始めましょう。
アーユルヴェーダ的な暮らし方は、健康な心身を作るだけでなく、志や人としての品を形成していくように思います。また、ピラティスは身体の使い方の基本を教えてくれます。
これは私の直感と経験による持論なのですが『姿勢の良さと瞳の輝きは運氣を上げる』のです。
皆さんが街に出た時に姿勢が良く、表情の明るい人を探してみて下さい。両方を持つ人を見つけるのは困難です。老若男女を問わずほとんど誰もが一様に疲れや不満、困惑とも取れるような表情を額に浮かべ、誰もがどこか急いでいて、心身がバラバラで、落ち着いていません。不良姿勢なのは言わずもがなです。私自身も何かに頭が囚われた時は表情がなくなっていることがあります。光り輝くオージャスを纏った、一種の美の現象だと感じる人と出逢うことはごく稀です。
中でも私が怖いなと思うのは虚ろな表情の人々です。口をぼんやりと空けて顎の下に皺を寄せ、車窓から見える夕日や月の美しさに氣付きもせずに、何かの中毒患者のように携帯電話の上に目と指を滑らせる様は異様です。自分への愛情が足りていないな、休んで欲しいなと切実に思います。携帯電話に生きるリズムを奪われ、自然から遠ざかってしまっているのです。 「電話、自動車、そして経済的圧力が全て一緒になって身体の調子を悪くし、心的ストレスを生み出しており、それらは今日に於いてあまりにもひどく、実際のところ神経を緊張させる苦しみから解放された家は1つとして無い。」
ー ジョセフ・ピラティス『ピラティスのコントロロジーを通じてほんとうの生き方へ還る』(1945年出版)
ピラティス氏はその著書の中ですでに戦後の急速な生活様式の変容が心身の健康状態を損なうことについて警鐘を鳴らしています。1945年は第二次世界大戦終結の年。日本は貧困のどん底にありました。2019年の現代において、物質的豊かさは終戦直後とは比べ物になりませんが、心身へのストレスは複雑で悲惨な状況になってしまいました。私たちは自然から遠ざかることを代償に、利便性を手に入れましたが果たして本当のしあわせとは何でしょうか?
私はかつてアートの世界で仕事をしていました。東京ではなく、森と海に囲まれたイギリスでアートを学ぶことを選んだのも自然がいつも私に直感を与えてくれたからです。美しいもの、心が躍るものを創ることが喜びでした。そんな時に様々な事情から心と身体のバランスを崩しました。不安定な心身では他人に感動を与えられるものなど創り出せないと切実に思ったことが私とピラティスを繋いだきっかけでした。
「コントロロジー(ピラティス メソッド)は身体、心、魂の完全なる調和である。」とピラティス氏は言います。
アーユルヴェーダでは朝起きる時間から就寝に至るまで全てに於いて適切な過ごし方があります。日々の心掛けの積み重ねによって身体が整い活力が湧き、心も自然と整います。これは、ピラティスムーヴメントが呼吸を何よりも大切にし、どのムーヴメントも疎かにせずに行うことによって身体が変わり、心も変わることと同じでしょう。
また逆も然り。アーユルヴェーダは「入れることよりも出すことが大切」としています。心身を病ませるものは入ってくるものよりも出すものだと言います。それは冒頭で述べた『考え、言葉、行動を一致させる』ことにつながります。調和と慈悲、高い志の無い考えは頭に現れることが無いように道具としての心も制御できるように心掛けます。(コラム第9回「心身」参照)ピラティス氏は『身体を形作るのは心のそのものである。』という言葉を遺しています。 心身を自然の営みと調和させて生きることは、自らの健康を作ります。私は健康な心身の状態を保つことは他者への愛情や礼儀であるようにも思います。
人は様々なトラウマや思いを抱えて生きているものです。アーユルヴェーダの医哲学や、幼い頃は身体の弱かったピラティス氏の生きた証には学ぶべきところが多大にあると私は信じています。継続こそが力をくれます。どうぞ意志力を磨くことを始めてみましょう。
みなさまの1年が光に満ち溢れますように。運氣は自らの姿勢と瞳の輝きであげましょう。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
Hello, it's Ginger.
So the New Year has been started. I wish you all have spent good holidays. And I suppose many of you have made New Year's resolutions or aims.
In Ayurveda, the important thing is to continuously accumulate tiny acts. You shouldn't pretend, shouldn't force yourself, shouldn't do if you don't feel comfortable with. Those are what my Ayurveda teacher repeatedly reminds us to keep in our minds. Those are the same as "harmonise your thought, words, with acts" and when those three have a discordance, it becomes one of the reasons of a disease.
So let's find an aim which matches to who you are right now and seems possible to continue. Even you set the easiest aim, it's not so easy to continue if your will was superficial. What you do of course is important but if there's no strong will, it's almost impossible to continue it. Continue, no matter what. That's the very start.
I think that Ayurvedic lifestyle not only creates healthy body and mind but also a high aspiration and the elegance as a human. Also, the Pilates methods teach us the fundamentals of our physical movements.
It's based on my intuition and experience but I believe that the pleasant posture and the shininess of the eyes uplift your fortune. When you go out in the town, please try to find someone who has both a good posture and a positive face expression. I assume it's not so easy. The young and the old, men and female, they are almost all have frowns which are suggesting fatigues and unpleasantness, or bewilderment. And they are sort of in a hurry, their bodies and minds are disconnected, and upset. Needless to say, their postures are bad. I myself lose face expressions when I'm thinking about something very hard. It is so rare to find someone who has sparkling ojas around him/her, almost like a phenomenon called beauty.
I especially get fear from people who have vacant eyes. It's unnatural that they slack open their jaws, making some wrinkles under their chins, not noticing the beauty of sunset or the moon outside of the windows, and keep sliding their fingers and eyes on the surfaces of the mobile phones like some sort of addicts. I just get an impression that they all need more love to themselves and wish them to take some rests. Those people have been messed up the rhythm of life, and being isolated from nature.
“Telephones, automobiles, and economic pressure all combine to create physical letdown and mental stress so great that today practically no home is entirely free from sufferers of some form of nervous tension.”
― Joseph H. Pilates, Pilates's Return to Life Through Contrology (1945)
Pilates had warned the rapidly changing lifestyles after the war could ruin people's states of health in both physically and mentally. 1945 is the final year of the Second World War. Japan was at the very bottom of poverty. Now it's 2019, the modern society, our material wealth is beyond comparison with the one of postwar. However, the stress level to our bodies and minds has become complicated and terrible. We have acquired convenience by isolating ourselves from nature, but after all, what is true happiness? I used to work in the field of art. The reason I didn't chose Tokyo but UK, where I was surrounded by both forests and sea, was because nature always inspires me the most. It was my joy to create beautiful things and something excites my heart. It was then I lost balance of body and mind from various reasons. I strongly thought that I can't create something which rock someone's soul with such state of body and mind of myself, and that's the very chance to meet Pilates method.
"Contrology (Pilates method) is complete coordination of body, mind, and spirit." said Pilates. Ayurveda has some certain ways to spend your day from the time you get up in the morning till you sleep in the evening. Daily principles and routines condition our bodies and give us energy, as a result, that naturally conditions our minds. It is as same as by improving your bodies, your minds are improved through Pilates method, which matters breathings the most and counts every single movement.
Vice versa, Ayurveda tells us that it is more important to let it out than taking in. What ruins our bodies and minds are things we letting out than taking in. This leads us to the idea I mentioned at the beginning of this column, "harmonise your thought, words, with acts." The thoughts which have no harmony, love or good will should be controlled not to be brought up in our minds by training our minds which are mere tools. (Refer to Column No.9 *Japanese texts only) Pilates said “It's the mind itself which shapes the body.”
To harmonise our bodies and minds with nature builds up our healths. I personally think that maintaining sound body and mind is also means love or manners to others.
Each of us lives with various traumas and ideas. I believe it's meaningful to learn Ayurveda's philosophy and Pilates's evidence of life as he used to have a weak body. Continuity is the only key for strength. I suggest we all start from enhancing our power of will.
Wish all of your years will be filled with brightness. And wish us uplift our own fortune with the pleasant posture and the shininess of the eyes.
Let's practice Pilates and Ayurveda together this year again.
ワークショップ シリーズ
『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』
全4回 + 特別講座
女性は毎月の月経を通じて自らの血と氣のめぐりの状態を知ることができます。
さらに妊娠、出産により血のコンディションは変わるため養生の方法も変わります。
貴女は今、自分のライフステージに合った心と身体の養生ができていると言えますか?
全四回のワークショップを通じて、ピラティスとアーユルヴェーダの智慧を生活に取り入れ、日々をより健やかに過ごせる術を学びましょう。
昨年秋に初開催となったこのワークショップシリーズは第2サイクル目となります。
テーマは同じですが今回はアーユルヴェーダの智慧、哲学によりフォーカスを絞った講義となります。
アーユルヴェーダ式四季の過ごし方とピラティスムーヴメントを1年間を通して学ぶことで、自らの血と氣のめぐりを良くすることや季節ごとに身体や心の調和を取る方法を、自らの生活への意識を変えることで継続してきましょう。
また、Ayami先生とのコラボレーションによる特別講座では実際に食養生を学びます。アーユルヴェーダ式のお料理方法を日本の食卓に上手に取り入れて、日々美味しく楽しく心身を整えましょう。
シリーズでお届け致しますので連続受講をお勧めいたします。ただし、単発受講ではついていけない部分があることはご理解いただいた上、お好きな受講スタイルでご参加下さいね。
もちろんこのようなワークショップに参加することが恥ずかしいと感じる方や、「もう関係ない」と思い込んでおられる女性にも多くおられると思いますが、是非多くの女性、また男性に知っていただきたい内容をお届けいたします。そのため娘さんをお持ちのシングルファザーや、ご家族のために知識として学びたい男性も受講を歓迎しております。母娘、父娘、ご夫婦での受講、再受講も大歓迎です。
Ginger & Ayami トークライブ
『女性力を高めるために私達がしていること』
過去のGinger先生のワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』と、 『女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス』のいずれかにご参加経験者の方と、ご参加を迷っている方に向けたトークライブです。
Ginger先生による呼吸法&ミニマッサージ指導の他、過去にワークショップにご参加いただいた方の感想シェアタイムや、ご参加を迷っておられる方の質問タイムもございます。
また当日はAyami先生によるお茶とお茶菓子付き♪こちらの解説もございますので、心身共に美味しい内容となっております!
また既にGinger先生のワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』にご参加いただいた方には、Ayami先生のお菓子をお土産としてプレゼントさせていただきます。
PROFILE : Ginger(じんじゃ~)フリーランス アーティスト
FTPマットピラティス 指導者
からだスキャン セルフマッサージ 指導者
Physical Mind Institute 認定 Tye4® Mat/Standing 指導者
Body Code System認定 Master Stretch® 指導者
アーユルヴェーダ セルフケアアドヴァイザー
漢方・薬膳検定 保有
英国にて衣装デザインと制作を学び、デザイナーとして様々な身体表現者たちと関わる。また6年近くに及ぶ異国生活で心身の不一致を感じ、そのコントロールへの興味を深める。
帰国後、ピラティスに出会い指導者としてのトレーニングを受ける。
アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の考え方を取り入れ、グループ・個人レッスン共に男女問わず幅広い年齢層を指導。
個々人自らが『感じる力』を磨くことを何よりも重要視している。
英語でのレッスンや海外講師の通訳、人体経絡図の挿絵など、ピラティスと英語・アートをリンクさせた活動も積極的に展開している。
近年はピラティスという分野を超えて、自然の中で呼吸や五感のワークを行うことも始めている。
Instagram: @ginger_jinjya
HP: http://junkoginger.blogspot.jp
みなさまごきげんいかがですか?
ピラティス指導者のGingerです。
新しい年が始まりました。みなさまいかがお過ごしですか?新年は抱負や目標を立てる方々も多いことと思います。
アーユルヴェーダで大切なのはコツコツとした積み重ねです。背伸びをしない、無理をしない、嫌ならやらない。この三つのことを私のアーユルヴェーダの先生は繰り返し仰います。それは『考え、言葉、行動を一致させる』ことにつながり、これらの不一致はアーユルヴェーダにおける病の原因の1つと言われています。今の自分の身の丈にあった、毎日続けられそうな目標を定めましょう。どんなにやさしい目標を掲げたとしても、継続することは生半可な心構えでは難しいのです。何をするかも大切ですが、意志が無ければ続きません。先ずは継続すること。ここから始めましょう。
アーユルヴェーダ的な暮らし方は、健康な心身を作るだけでなく、志や人としての品を形成していくように思います。また、ピラティスは身体の使い方の基本を教えてくれます。
これは私の直感と経験による持論なのですが『姿勢の良さと瞳の輝きは運氣を上げる』のです。
皆さんが街に出た時に姿勢が良く、表情の明るい人を探してみて下さい。両方を持つ人を見つけるのは困難です。老若男女を問わずほとんど誰もが一様に疲れや不満、困惑とも取れるような表情を額に浮かべ、誰もがどこか急いでいて、心身がバラバラで、落ち着いていません。不良姿勢なのは言わずもがなです。私自身も何かに頭が囚われた時は表情がなくなっていることがあります。光り輝くオージャスを纏った、一種の美の現象だと感じる人と出逢うことはごく稀です。
中でも私が怖いなと思うのは虚ろな表情の人々です。口をぼんやりと空けて顎の下に皺を寄せ、車窓から見える夕日や月の美しさに氣付きもせずに、何かの中毒患者のように携帯電話の上に目と指を滑らせる様は異様です。自分への愛情が足りていないな、休んで欲しいなと切実に思います。携帯電話に生きるリズムを奪われ、自然から遠ざかってしまっているのです。 「電話、自動車、そして経済的圧力が全て一緒になって身体の調子を悪くし、心的ストレスを生み出しており、それらは今日に於いてあまりにもひどく、実際のところ神経を緊張させる苦しみから解放された家は1つとして無い。」
ー ジョセフ・ピラティス『ピラティスのコントロロジーを通じてほんとうの生き方へ還る』(1945年出版)
ピラティス氏はその著書の中ですでに戦後の急速な生活様式の変容が心身の健康状態を損なうことについて警鐘を鳴らしています。1945年は第二次世界大戦終結の年。日本は貧困のどん底にありました。2019年の現代において、物質的豊かさは終戦直後とは比べ物になりませんが、心身へのストレスは複雑で悲惨な状況になってしまいました。私たちは自然から遠ざかることを代償に、利便性を手に入れましたが果たして本当のしあわせとは何でしょうか?
私はかつてアートの世界で仕事をしていました。東京ではなく、森と海に囲まれたイギリスでアートを学ぶことを選んだのも自然がいつも私に直感を与えてくれたからです。美しいもの、心が躍るものを創ることが喜びでした。そんな時に様々な事情から心と身体のバランスを崩しました。不安定な心身では他人に感動を与えられるものなど創り出せないと切実に思ったことが私とピラティスを繋いだきっかけでした。
「コントロロジー(ピラティス メソッド)は身体、心、魂の完全なる調和である。」とピラティス氏は言います。
アーユルヴェーダでは朝起きる時間から就寝に至るまで全てに於いて適切な過ごし方があります。日々の心掛けの積み重ねによって身体が整い活力が湧き、心も自然と整います。これは、ピラティスムーヴメントが呼吸を何よりも大切にし、どのムーヴメントも疎かにせずに行うことによって身体が変わり、心も変わることと同じでしょう。
また逆も然り。アーユルヴェーダは「入れることよりも出すことが大切」としています。心身を病ませるものは入ってくるものよりも出すものだと言います。それは冒頭で述べた『考え、言葉、行動を一致させる』ことにつながります。調和と慈悲、高い志の無い考えは頭に現れることが無いように道具としての心も制御できるように心掛けます。(コラム第9回「心身」参照)ピラティス氏は『身体を形作るのは心のそのものである。』という言葉を遺しています。 心身を自然の営みと調和させて生きることは、自らの健康を作ります。私は健康な心身の状態を保つことは他者への愛情や礼儀であるようにも思います。
人は様々なトラウマや思いを抱えて生きているものです。アーユルヴェーダの医哲学や、幼い頃は身体の弱かったピラティス氏の生きた証には学ぶべきところが多大にあると私は信じています。継続こそが力をくれます。どうぞ意志力を磨くことを始めてみましょう。
みなさまの1年が光に満ち溢れますように。運氣は自らの姿勢と瞳の輝きであげましょう。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
Hello, it's Ginger.
So the New Year has been started. I wish you all have spent good holidays. And I suppose many of you have made New Year's resolutions or aims.
In Ayurveda, the important thing is to continuously accumulate tiny acts. You shouldn't pretend, shouldn't force yourself, shouldn't do if you don't feel comfortable with. Those are what my Ayurveda teacher repeatedly reminds us to keep in our minds. Those are the same as "harmonise your thought, words, with acts" and when those three have a discordance, it becomes one of the reasons of a disease.
So let's find an aim which matches to who you are right now and seems possible to continue. Even you set the easiest aim, it's not so easy to continue if your will was superficial. What you do of course is important but if there's no strong will, it's almost impossible to continue it. Continue, no matter what. That's the very start.
I think that Ayurvedic lifestyle not only creates healthy body and mind but also a high aspiration and the elegance as a human. Also, the Pilates methods teach us the fundamentals of our physical movements.
It's based on my intuition and experience but I believe that the pleasant posture and the shininess of the eyes uplift your fortune. When you go out in the town, please try to find someone who has both a good posture and a positive face expression. I assume it's not so easy. The young and the old, men and female, they are almost all have frowns which are suggesting fatigues and unpleasantness, or bewilderment. And they are sort of in a hurry, their bodies and minds are disconnected, and upset. Needless to say, their postures are bad. I myself lose face expressions when I'm thinking about something very hard. It is so rare to find someone who has sparkling ojas around him/her, almost like a phenomenon called beauty.
I especially get fear from people who have vacant eyes. It's unnatural that they slack open their jaws, making some wrinkles under their chins, not noticing the beauty of sunset or the moon outside of the windows, and keep sliding their fingers and eyes on the surfaces of the mobile phones like some sort of addicts. I just get an impression that they all need more love to themselves and wish them to take some rests. Those people have been messed up the rhythm of life, and being isolated from nature.
“Telephones, automobiles, and economic pressure all combine to create physical letdown and mental stress so great that today practically no home is entirely free from sufferers of some form of nervous tension.”
― Joseph H. Pilates, Pilates's Return to Life Through Contrology (1945)
Pilates had warned the rapidly changing lifestyles after the war could ruin people's states of health in both physically and mentally. 1945 is the final year of the Second World War. Japan was at the very bottom of poverty. Now it's 2019, the modern society, our material wealth is beyond comparison with the one of postwar. However, the stress level to our bodies and minds has become complicated and terrible. We have acquired convenience by isolating ourselves from nature, but after all, what is true happiness? I used to work in the field of art. The reason I didn't chose Tokyo but UK, where I was surrounded by both forests and sea, was because nature always inspires me the most. It was my joy to create beautiful things and something excites my heart. It was then I lost balance of body and mind from various reasons. I strongly thought that I can't create something which rock someone's soul with such state of body and mind of myself, and that's the very chance to meet Pilates method.
"Contrology (Pilates method) is complete coordination of body, mind, and spirit." said Pilates. Ayurveda has some certain ways to spend your day from the time you get up in the morning till you sleep in the evening. Daily principles and routines condition our bodies and give us energy, as a result, that naturally conditions our minds. It is as same as by improving your bodies, your minds are improved through Pilates method, which matters breathings the most and counts every single movement.
Vice versa, Ayurveda tells us that it is more important to let it out than taking in. What ruins our bodies and minds are things we letting out than taking in. This leads us to the idea I mentioned at the beginning of this column, "harmonise your thought, words, with acts." The thoughts which have no harmony, love or good will should be controlled not to be brought up in our minds by training our minds which are mere tools. (Refer to Column No.9 *Japanese texts only) Pilates said “It's the mind itself which shapes the body.”
To harmonise our bodies and minds with nature builds up our healths. I personally think that maintaining sound body and mind is also means love or manners to others.
Each of us lives with various traumas and ideas. I believe it's meaningful to learn Ayurveda's philosophy and Pilates's evidence of life as he used to have a weak body. Continuity is the only key for strength. I suggest we all start from enhancing our power of will.
Wish all of your years will be filled with brightness. And wish us uplift our own fortune with the pleasant posture and the shininess of the eyes.
Let's practice Pilates and Ayurveda together this year again.
ワークショップ シリーズ
『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』
全4回 + 特別講座
女性は毎月の月経を通じて自らの血と氣のめぐりの状態を知ることができます。
さらに妊娠、出産により血のコンディションは変わるため養生の方法も変わります。
貴女は今、自分のライフステージに合った心と身体の養生ができていると言えますか?
全四回のワークショップを通じて、ピラティスとアーユルヴェーダの智慧を生活に取り入れ、日々をより健やかに過ごせる術を学びましょう。
昨年秋に初開催となったこのワークショップシリーズは第2サイクル目となります。
テーマは同じですが今回はアーユルヴェーダの智慧、哲学によりフォーカスを絞った講義となります。
アーユルヴェーダ式四季の過ごし方とピラティスムーヴメントを1年間を通して学ぶことで、自らの血と氣のめぐりを良くすることや季節ごとに身体や心の調和を取る方法を、自らの生活への意識を変えることで継続してきましょう。
また、Ayami先生とのコラボレーションによる特別講座では実際に食養生を学びます。アーユルヴェーダ式のお料理方法を日本の食卓に上手に取り入れて、日々美味しく楽しく心身を整えましょう。
シリーズでお届け致しますので連続受講をお勧めいたします。ただし、単発受講ではついていけない部分があることはご理解いただいた上、お好きな受講スタイルでご参加下さいね。
もちろんこのようなワークショップに参加することが恥ずかしいと感じる方や、「もう関係ない」と思い込んでおられる女性にも多くおられると思いますが、是非多くの女性、また男性に知っていただきたい内容をお届けいたします。そのため娘さんをお持ちのシングルファザーや、ご家族のために知識として学びたい男性も受講を歓迎しております。母娘、父娘、ご夫婦での受講、再受講も大歓迎です。
第一回 秋編 | <終了しました> 日 程2018年9月9日(日) 時 間14:30〜17:30 本町スタジオ | テーマ:血 血のめぐりと質を高めるアーユルヴェーダとピラティス →詳しくはこちら |
特別講座 冬編 | <終了しました> 日 程2018年11月4日(日) 時 間10:30〜13:30 / 15:30〜18:30 大阪 刻屋 | 特別講座 冬編 テーマ:生命力 女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス AyamiとGinger →詳しくはこちら |
第二回 春編 | <終了しました> 日 程2018年12月23日(日) 時 間14:30〜17:30 本町スタジオ | テーマ:膣粘膜 粘膜を強化して女性力を高めていくアーユルヴェーダとピラティス →詳しくはこちら |
特別講座 春分編 | 日 程2019年2月17日(日) 時 間14:30〜17:30 大阪スタジオ | 特別講座 春分編 テーマ:睡眠 睡眠の力を知る アーユルヴェーダとピラティス →詳しくはこちら |
特別講座 梅雨編 | 日 程2019年4月29日(月・祝) 時 間10:30〜13:30 / 15:30〜18:30 大阪 刻屋 | 特別講座 梅雨編 テーマ:冷え 女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス AyamiとGinger →詳しくはこちら |
第三回 梅雨編 | 日 程2019年5月12日(日) 時 間14:30〜17:30 本町スタジオ | テーマ:女性ホルモン ホルモンを安定させる冷え取りアーユルヴェーダとピラティス →詳しくはこちら |
第四回 夏編 | 日 程2018年6月9日(日) 時 間14:30〜17:30 本町スタジオ | テーマ:膣ケア 女性器のケアと向き合う アーユルヴェーダとピラティス →詳しくはこちら |
Ginger & Ayami トークライブ
『女性力を高めるために私達がしていること』
過去のGinger先生のワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』と、 『女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス』のいずれかにご参加経験者の方と、ご参加を迷っている方に向けたトークライブです。
Ginger先生による呼吸法&ミニマッサージ指導の他、過去にワークショップにご参加いただいた方の感想シェアタイムや、ご参加を迷っておられる方の質問タイムもございます。
また当日はAyami先生によるお茶とお茶菓子付き♪こちらの解説もございますので、心身共に美味しい内容となっております!
また既にGinger先生のワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』にご参加いただいた方には、Ayami先生のお菓子をお土産としてプレゼントさせていただきます。
トークライブ | 日 程2019年2月11日(月・祝) 時 間10:30〜13:30 ヴィオラスクール大阪本町 | 女性力を高めるために私達がしていること AyamiとGinger →詳しくはこちら |
PROFILE : Ginger(じんじゃ~)
帰国後、ピラティスに出会い指導者としてのトレーニングを受ける。
アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の考え方を取り入れ、グループ・個人レッスン共に男女問わず幅広い年齢層を指導。
個々人自らが『感じる力』を磨くことを何よりも重要視している。
英語でのレッスンや海外講師の通訳、人体経絡図の挿絵など、ピラティスと英語・アートをリンクさせた活動も積極的に展開している。
近年はピラティスという分野を超えて、自然の中で呼吸や五感のワークを行うことも始めている。
Instagram: @ginger_jinjya
HP: http://junkoginger.blogspot.jp