第12回「練磨」
みなさまごきげんいかがですか?
ピラティス指導者のGingerです。
三寒四温の日々ですが、日々あたたかさを増す陽射しに春を感じますね。満月の輝きや、太陽を思わせるミモザの花。私も大好きな花です。実家のミモザの木。玄関前の煉瓦の朱色に黄色の粒々が散って風に色を付けていたことを思い出しました。
ミモザを贈り合う3月8日の国際女性デー(International Women's Day)は風の強い雨の一日でしたが、卓上に飾ったミモザがやさしく香ってくれました。国際女性デーの起源は1904年にさかのぼり、女性が権利を獲得するために闘った歴史と共に今があるようです。男性から女性へミモザを贈るというこの季節のイタリアの風習がちょうど重なり、この日は女性同士でもミモザを贈り合うということになったわけですが…。先人たちへの敬意が湧きあがります。働く女の一人としては感慨深いです。
さて私が昨年秋から「女性の身体」をテーマに全4回でお伝えしているワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』。その第2回春編『粘膜を強化して女性力を高めていくアーユルヴェーダとピラティス 』が本町スタジオにて無事に終了致しました。
春編講義にぴったりのぽかぽか陽氣の日でした。講義の翌日はうって変わって春の雨の一日で、天地に味方をして頂いているなぁと思いました。
講義ではアーユルヴェーダの智慧と中医学の視点で春の身体、粘膜と粘液、特に膣粘液の知識をお伝えしました。また様々な呼吸法や目のケアの大切さも。夏に開催予定の第4回講座『女性器のケアと向き合う 』と密接につながるのがこの春編でしたので、日本の義務教育では教えてくれない、大人になっても気軽に訊けない、男性も知っておくべき大切な女性の身体のメンテナンスのことを懇々と。ピラティスもセルフケアも、強制されるものであれば健やかさを失います。知識を得たのならば実践するのは自分です。そこには少しの勇気が必要かもしれませんね。
今回一番不安を抱いていたのは実は私自身です。タブー視されがちなお話をみなさんの氣を退かせずにお伝えできるのか、と。実際のところご参加のみなさま全員が熱心にうなずきながら講義に集中して下さいました。感謝しております。
さて毎回の講義で取り組んで頂いている『自分の思いを言語化する』作業。私は普段から重要視しています。 私のピラティスレッスンでは必ず質問やリクエストをお伺いしていますが、即答できない方がほとんどです。特に初めて私のレッスンに出られた方はまずその質問自体に戸惑われます。口ごもり、『何でもいい』『お任せします』『わからない』と。質問を変えて、普段ご自身のお身体で困っていること、例えば肩こりや冷えがあるかと訊くとそれを皮切りに次々と身体のお悩みがこぼれ出します。私の言葉を借りずに、ご自身の表現に任せることによってその人の『今』の身体と心の状態の情報をもらえます。
きっかけがあると何事もやりやすいものですが、チャンスは待ってはくれません。自分で見つけて捕まえるしかないのです。準備が不十分でせっかくの機会を逃すことはよくあります。目的意識を明確にしていれば落ち着いて自分のやるべきことに集中できます。学びの軸がブレません。だからこそ日常生活の中の意識の積み重ねが決め手となります。準備が足りていれば柔軟かつ落ち着いて事に臨めます。
書く作業は自分の心を日々整理整頓する良いお稽古でしょうね。とにかく自分の持っている知識や想いを出し切ること。諦めないで書くことで身体や心の奥底にある自分でも知らなかったことが出てくるのです。知識や経験とは別にあるほんとうの声。本物にしか自分の呼吸を捧げる価値は無く、また本物をもってしか人は感動させられないと私は思います。
私はイギリスの芸術大学に入学するための準備学校に通っていた期間がありました。あるデッサンのクラスで与えられた課題に気が乗らなくて、数枚適当に描いて提出した際に学長が私を呼んで、もう1回描いてごらんと仰いました。
私は描きたくもない題材にやはり心が動かず、さっさと終わらせて帰りたかったので渋々という感じで描きました。それを提出すると『もう1枚』と学長。それを描いてもまた次を描くように指示が出ました。『10分間で3枚描くらい』など、スピードも求められました。私は題材の周りを歩きまわり、椅子に乗ってみたり床に腹ばいになったり、角度や距離を変えては必死で描きました。もうこれ以上構図は思いつかない、描けない。根を上げそうになった時に、学長が笑って『なぁんだ。よかった。ちゃんと描けるんだね!』と仰ったのでした。
当たり障りなく上手に見える、記憶の中の誰かの構図でデッサンをして、お座なりに課題をこなしてしまった私がそのまま留学をしたらきっと苦労する、そう判断した学長がわざと私に与えた『自分で描く』という課題。一見して綺麗なもの、整って見えるものは有名な芸術作品の模倣であることがほとんどです。それは可もなく不可もなく安心ですが面白味や個性に欠けます。少なくとも感動はありません。下手でも未完成でも、その人がたくさん心を使って作ったものは何かしらの力があります。デッサンを通じて、私が描くことの意味を身体で理解した瞬間でした。
人は自分の持っていないものは与えられませんから、先ずは自分を知るために書くもしくは描く、作るというお稽古が深く大きな成長を助けてくれるのだと思います。
私が講座やレッスンをより良いものにするために手書きで感想文をいただく理由は(講義でもお伝えしましたが)紙という空間の使い方や筆跡からその人の『今』が分かるからです。手(筆跡)から多くの情報を読み取ることができます。
ピラティスのレッスンもそれと同じです。呼吸をしながら身体を動かして、自分の使っていなかった部位を発見したり心の癖を知る。決めた日や回数を続ける事によって自らの成長を重ねる。それはこれまで積み上げてきたものを如何にたやすく手放せるか、新しい考えを受け入れて挑戦してみる素直さを持てるかという心のお稽古です。できないことや手段や人や物に過剰に執着や期待をしないという『自己鍛錬』に他なりません。諦めないこと。努力です。 私がピラティスレッスンやアーユルヴェーダの講義を通して本当に伝えたいことは、自分自身で在りながら空風火水地の元素が飛び交うこの天地に生かされていることを知るということ。
みなさまからの感想文を拝読し、講義を通して私の想いに少し触れていただけたような手応えを感じています。
世界との調和。それが故ピラティス氏の提唱したbody - mind - spirit と同じ根底を分かつものなのだと私は思うのです。
今回の講義を単一で受講された方や、ピラティス氏の哲学をご存知無い方は、ピラティスとアーユルヴェーダのつながりがわかりづらかったことと思います。
私のコラムではアーユルヴェーダとピラティスのことを書いております。ワークショップシリーズと併せてお読みいただき、何かのヒントになれば嬉しく思います。
また、私はInstagram (@ginger_jinjya) にて講座のフォローアップ記事も更新しております。今回の春編の記事は #春の養生方法 でハッシュタグ検索が可能です。アカウントをお持ちで無くてもご覧になれます。これまでの記事は #秋の養生方法 #冬の養生方法 にてご検索下さい。お役に立てれば嬉しいです。
学びは、小さなことを確実に継続することから始まります。
レッスンや講義はきっかけにすぎません。また、学びを復習をしないことも身に付かない理由の一つです。誰かにそれを自分の言葉で伝えたり、ホームワークを実践して初めて学びは深まり自分のものとなります。
教わったことを、自分で考えることも必要です。書くことや作ることは、是非お続け下さいね。
私も「誰かに伝えたい」と思っていただけるような講座にしていきたいと思っております。 次回の講義は梅雨編。
日本では梅雨の時期に体調を壊す人が多いため、5月の座学とピラティスの第三回講座、6月の座学とピラティス&養生ごはんの特別編の二本立てにしました。また急遽5月に三宮スタジオにてミニ講座を開催させていただくこととなりました。アーユルヴェーダの健康の三大柱でありながらワークショップシリーズの全4回で主題としてお伝えできなかった『睡眠』についてお伝え致します。ご都合が宜しければ是非遊びにいらして下さい。
またお会いできる日までお互いにコツコツと『今』できることを大切にして参りましょう。
あらためまして、講座へのご参加本当にありがとうございました。
新月を迎え、春の彼岸が始まります。春分を越えれば陰氣は陽氣に転じ、夏至の頃まであたたかなエネルギーが上昇し続けます。
動き続け、変わり続ける天地。そして進化し続ける私たち。過去の出来事に学び、先人たちに敬意をはらい、天地に生かされていることを知る。陰陽の調和に身を任せたいものですね。男性は太陽、女性は月のエネルギーを持つとアーユルヴェーダは言います。必要であるから存在する互いに依存せず、過剰な期待をせず、尊重し合う。光り輝くミモザの花束のように、いつも笑顔と心地よい言葉を贈り合えるように。
ではまた次回。素敵な春をお迎え下さいね。
ワークショップ シリーズ
全4回 + 特別講座 (単一講座受講化。セット割引有り) 私がピラティスやアーユルヴェーダの指導を行う中で出会った様々な年代の女性たち。
彼女たちの願いを集約すると、やはり健康で若々しくあり続けること。
女性は毎月の月経を通して自らの血と氣のめぐりの状態を知ることができます。
さらに妊娠、出産を通じて血のコンディションは変わり、養生の方法も変わります。
今回のワークショップでは私の持つピラティスの知識に加え、アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の智慧をお借りして女性の血と氣のめぐりの養生法を見直します。
日常生活に取り入れやすい季節ごとのセルフケアや食養生など、実践できることを中心にお伝えします。
シリーズでお届け致しますが、もちろんお好きな受講スタイルで大丈夫です。
なお男性のお客様、ご夫婦でのご参加も大歓迎です。
PROFILE : Ginger(じんじゃ~)フリーランス アーティスト
FTPマットピラティス 指導者
からだスキャン セルフマッサージ 指導者
Physical Mind Institute 認定 Tye4® Mat/Standing 指導者
Body Code System認定 Master Stretch® 指導者
アーユルヴェーダ セルフケアアドヴァイザー
漢方・薬膳検定 保有
英国にて衣装デザインと制作を学び、デザイナーとして様々な身体表現者たちと関わる。また6年近くに及ぶ異国生活で心身の不一致を感じ、そのコントロールへの興味を深める。
帰国後、ピラティスに出会い指導者としてのトレーニングを受ける。
アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の考え方を取り入れ、グループ・個人レッスン共に男女問わず幅広い年齢層を指導。
個々人自らが『感じる力』を磨くことを何よりも重要視している。
英語でのレッスンや海外講師の通訳、人体経絡図の挿絵など、ピラティスと英語・アートをリンクさせた活動も積極的に展開している。
近年はピラティスという分野を超えて、自然の中で呼吸や五感のワークを行うことも始めている。
Instagram: @ginger_jinjya
HP: http://junkoginger.blogspot.jp
ピラティス指導者のGingerです。
三寒四温の日々ですが、日々あたたかさを増す陽射しに春を感じますね。満月の輝きや、太陽を思わせるミモザの花。私も大好きな花です。実家のミモザの木。玄関前の煉瓦の朱色に黄色の粒々が散って風に色を付けていたことを思い出しました。
ミモザを贈り合う3月8日の国際女性デー(International Women's Day)は風の強い雨の一日でしたが、卓上に飾ったミモザがやさしく香ってくれました。国際女性デーの起源は1904年にさかのぼり、女性が権利を獲得するために闘った歴史と共に今があるようです。男性から女性へミモザを贈るというこの季節のイタリアの風習がちょうど重なり、この日は女性同士でもミモザを贈り合うということになったわけですが…。先人たちへの敬意が湧きあがります。働く女の一人としては感慨深いです。
さて私が昨年秋から「女性の身体」をテーマに全4回でお伝えしているワークショップ シリーズ『たかめていく氣と血のめぐり ~ピラティスとアーユルヴェーダができること~』。その第2回春編『粘膜を強化して女性力を高めていくアーユルヴェーダとピラティス 』が本町スタジオにて無事に終了致しました。
春編講義にぴったりのぽかぽか陽氣の日でした。講義の翌日はうって変わって春の雨の一日で、天地に味方をして頂いているなぁと思いました。
講義ではアーユルヴェーダの智慧と中医学の視点で春の身体、粘膜と粘液、特に膣粘液の知識をお伝えしました。また様々な呼吸法や目のケアの大切さも。夏に開催予定の第4回講座『女性器のケアと向き合う 』と密接につながるのがこの春編でしたので、日本の義務教育では教えてくれない、大人になっても気軽に訊けない、男性も知っておくべき大切な女性の身体のメンテナンスのことを懇々と。ピラティスもセルフケアも、強制されるものであれば健やかさを失います。知識を得たのならば実践するのは自分です。そこには少しの勇気が必要かもしれませんね。
今回一番不安を抱いていたのは実は私自身です。タブー視されがちなお話をみなさんの氣を退かせずにお伝えできるのか、と。実際のところご参加のみなさま全員が熱心にうなずきながら講義に集中して下さいました。感謝しております。
さて毎回の講義で取り組んで頂いている『自分の思いを言語化する』作業。私は普段から重要視しています。 私のピラティスレッスンでは必ず質問やリクエストをお伺いしていますが、即答できない方がほとんどです。特に初めて私のレッスンに出られた方はまずその質問自体に戸惑われます。口ごもり、『何でもいい』『お任せします』『わからない』と。質問を変えて、普段ご自身のお身体で困っていること、例えば肩こりや冷えがあるかと訊くとそれを皮切りに次々と身体のお悩みがこぼれ出します。私の言葉を借りずに、ご自身の表現に任せることによってその人の『今』の身体と心の状態の情報をもらえます。
きっかけがあると何事もやりやすいものですが、チャンスは待ってはくれません。自分で見つけて捕まえるしかないのです。準備が不十分でせっかくの機会を逃すことはよくあります。目的意識を明確にしていれば落ち着いて自分のやるべきことに集中できます。学びの軸がブレません。だからこそ日常生活の中の意識の積み重ねが決め手となります。準備が足りていれば柔軟かつ落ち着いて事に臨めます。
書く作業は自分の心を日々整理整頓する良いお稽古でしょうね。とにかく自分の持っている知識や想いを出し切ること。諦めないで書くことで身体や心の奥底にある自分でも知らなかったことが出てくるのです。知識や経験とは別にあるほんとうの声。本物にしか自分の呼吸を捧げる価値は無く、また本物をもってしか人は感動させられないと私は思います。
私はイギリスの芸術大学に入学するための準備学校に通っていた期間がありました。あるデッサンのクラスで与えられた課題に気が乗らなくて、数枚適当に描いて提出した際に学長が私を呼んで、もう1回描いてごらんと仰いました。
私は描きたくもない題材にやはり心が動かず、さっさと終わらせて帰りたかったので渋々という感じで描きました。それを提出すると『もう1枚』と学長。それを描いてもまた次を描くように指示が出ました。『10分間で3枚描くらい』など、スピードも求められました。私は題材の周りを歩きまわり、椅子に乗ってみたり床に腹ばいになったり、角度や距離を変えては必死で描きました。もうこれ以上構図は思いつかない、描けない。根を上げそうになった時に、学長が笑って『なぁんだ。よかった。ちゃんと描けるんだね!』と仰ったのでした。
当たり障りなく上手に見える、記憶の中の誰かの構図でデッサンをして、お座なりに課題をこなしてしまった私がそのまま留学をしたらきっと苦労する、そう判断した学長がわざと私に与えた『自分で描く』という課題。一見して綺麗なもの、整って見えるものは有名な芸術作品の模倣であることがほとんどです。それは可もなく不可もなく安心ですが面白味や個性に欠けます。少なくとも感動はありません。下手でも未完成でも、その人がたくさん心を使って作ったものは何かしらの力があります。デッサンを通じて、私が描くことの意味を身体で理解した瞬間でした。
人は自分の持っていないものは与えられませんから、先ずは自分を知るために書くもしくは描く、作るというお稽古が深く大きな成長を助けてくれるのだと思います。
私が講座やレッスンをより良いものにするために手書きで感想文をいただく理由は(講義でもお伝えしましたが)紙という空間の使い方や筆跡からその人の『今』が分かるからです。手(筆跡)から多くの情報を読み取ることができます。
ピラティスのレッスンもそれと同じです。呼吸をしながら身体を動かして、自分の使っていなかった部位を発見したり心の癖を知る。決めた日や回数を続ける事によって自らの成長を重ねる。それはこれまで積み上げてきたものを如何にたやすく手放せるか、新しい考えを受け入れて挑戦してみる素直さを持てるかという心のお稽古です。できないことや手段や人や物に過剰に執着や期待をしないという『自己鍛錬』に他なりません。諦めないこと。努力です。 私がピラティスレッスンやアーユルヴェーダの講義を通して本当に伝えたいことは、自分自身で在りながら空風火水地の元素が飛び交うこの天地に生かされていることを知るということ。
みなさまからの感想文を拝読し、講義を通して私の想いに少し触れていただけたような手応えを感じています。
世界との調和。それが故ピラティス氏の提唱したbody - mind - spirit と同じ根底を分かつものなのだと私は思うのです。
今回の講義を単一で受講された方や、ピラティス氏の哲学をご存知無い方は、ピラティスとアーユルヴェーダのつながりがわかりづらかったことと思います。
私のコラムではアーユルヴェーダとピラティスのことを書いております。ワークショップシリーズと併せてお読みいただき、何かのヒントになれば嬉しく思います。
また、私はInstagram (@ginger_jinjya) にて講座のフォローアップ記事も更新しております。今回の春編の記事は #春の養生方法 でハッシュタグ検索が可能です。アカウントをお持ちで無くてもご覧になれます。これまでの記事は #秋の養生方法 #冬の養生方法 にてご検索下さい。お役に立てれば嬉しいです。
学びは、小さなことを確実に継続することから始まります。
レッスンや講義はきっかけにすぎません。また、学びを復習をしないことも身に付かない理由の一つです。誰かにそれを自分の言葉で伝えたり、ホームワークを実践して初めて学びは深まり自分のものとなります。
教わったことを、自分で考えることも必要です。書くことや作ることは、是非お続け下さいね。
私も「誰かに伝えたい」と思っていただけるような講座にしていきたいと思っております。 次回の講義は梅雨編。
日本では梅雨の時期に体調を壊す人が多いため、5月の座学とピラティスの第三回講座、6月の座学とピラティス&養生ごはんの特別編の二本立てにしました。また急遽5月に三宮スタジオにてミニ講座を開催させていただくこととなりました。アーユルヴェーダの健康の三大柱でありながらワークショップシリーズの全4回で主題としてお伝えできなかった『睡眠』についてお伝え致します。ご都合が宜しければ是非遊びにいらして下さい。
またお会いできる日までお互いにコツコツと『今』できることを大切にして参りましょう。
あらためまして、講座へのご参加本当にありがとうございました。
新月を迎え、春の彼岸が始まります。春分を越えれば陰氣は陽氣に転じ、夏至の頃まであたたかなエネルギーが上昇し続けます。
動き続け、変わり続ける天地。そして進化し続ける私たち。過去の出来事に学び、先人たちに敬意をはらい、天地に生かされていることを知る。陰陽の調和に身を任せたいものですね。男性は太陽、女性は月のエネルギーを持つとアーユルヴェーダは言います。必要であるから存在する互いに依存せず、過剰な期待をせず、尊重し合う。光り輝くミモザの花束のように、いつも笑顔と心地よい言葉を贈り合えるように。
ではまた次回。素敵な春をお迎え下さいね。
ワークショップ シリーズ
全4回 + 特別講座 (単一講座受講化。セット割引有り) 私がピラティスやアーユルヴェーダの指導を行う中で出会った様々な年代の女性たち。
彼女たちの願いを集約すると、やはり健康で若々しくあり続けること。
女性は毎月の月経を通して自らの血と氣のめぐりの状態を知ることができます。
さらに妊娠、出産を通じて血のコンディションは変わり、養生の方法も変わります。
今回のワークショップでは私の持つピラティスの知識に加え、アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の智慧をお借りして女性の血と氣のめぐりの養生法を見直します。
日常生活に取り入れやすい季節ごとのセルフケアや食養生など、実践できることを中心にお伝えします。
シリーズでお届け致しますが、もちろんお好きな受講スタイルで大丈夫です。
なお男性のお客様、ご夫婦でのご参加も大歓迎です。
第一回 秋編 | 日 程2017年10月1日(日) 時 間14:30~17:30(3時間) 本町スタジオ (終了しました) | 血のめぐりと質を高める アーユルヴェーダとピラティス |
特別講座 冬編 | 日 程2018年1月28日(日) 時 間①10:30~13:30 ②15:30~18:30 大阪 刻屋 (終了しました) | 特別講座 冬編 『女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス』AyamiとGingerによる ピラティス&アーユルヴェーダ食養生 |
第二回 春編 | 日 程2018年3月4日(日) 時 間14:30~17:30(3時間) 本町スタジオ(終了しました) | 粘膜を強化して女性力を高めていくアーユルヴェーダとピラティス |
ミニ講座 立夏編 | 日 程2018年5月5日(土) 時 間13:45~15:15(90分) 神戸三宮スタジオ (受付中) | 睡眠の力を知る アーユルヴェーダとピラティス |
第三回 梅雨編 | 日 程2018年5月20日(日) 時 間14:30~17:30(3時間) 本町スタジオ (受付中) | ホルモンを安定させる冷え取りアーユルヴェーダとピラティス |
特別講座 梅雨編 | 日 程2018年6月3日(日) 時 間①10:30~13:30 ②15:30~18:30 大阪 刻屋(受付中 /第三回講座とのセット割引あり) | 特別講座 梅雨編 『女性力を高めるアーユルヴェーダ式食養生とピラティス』 |
第四回 夏編 | 日 程2018年7月8日(日) 時 間14:30~17:30(3時間) 本町スタジオ (受付中) | 女性器のケアと向き合う アーユルヴェーダとピラティス |
PROFILE : Ginger(じんじゃ~)
帰国後、ピラティスに出会い指導者としてのトレーニングを受ける。
アーユルヴェーダや東洋医学、薬膳の考え方を取り入れ、グループ・個人レッスン共に男女問わず幅広い年齢層を指導。
個々人自らが『感じる力』を磨くことを何よりも重要視している。
英語でのレッスンや海外講師の通訳、人体経絡図の挿絵など、ピラティスと英語・アートをリンクさせた活動も積極的に展開している。
近年はピラティスという分野を超えて、自然の中で呼吸や五感のワークを行うことも始めている。
Instagram: @ginger_jinjya
HP: http://junkoginger.blogspot.jp