【サポーテッド・レッグオープン 】(支えのある開脚ポーズ)| おうちでリストラティブヨガ
・ヨガボルスター(無ければ毛布やブランケットなどを畳み同様の形状にします)などを、開脚した脚の間に置きます。
・おへその前を、毛布などでしっかり埋め、腰部を含めた背骨全体が、無理なく丸くなるようにします。
・腹部にブランケットなどをしっかりと詰めて隙間を作らない(腹部をブランケットなどにしっかり預けられる)ようにします。
・正座の方が心地よい方は、正座で行うのもよいでしょう。足の痺れが気になったり、膝に不安がある方は、お尻の下にヨガブロックや座布団などを敷き、膝が負荷が掛かりすぎないようにします。
・体の前面をプロップスに預けます。深い前屈を行う必要はありません。体が硬くてプロップスの上で楽に休めないようでしたら、支えとなるプロップスの上に畳んだバスタオルなどを乗せ、高さを上げます。
・合わせた手の平の上に、おでこを乗せ、3〜5分間ほど姿勢を維持します。あごを少し胸に近づけ、首の後ろにスペースを感じます。顔を横に向ける方は、ホールド時間の半分位で反対側を向き、首のバランスを整えましょう。慣れてきたら、5-10分間ほど行います。
・ポーズを終えて体を起こしたら、両手を後ろについて軽く体を反らせた姿勢をしばらく保ち、背中を楽にします。
一般に前屈のポーズは、胃・腸・肝臓などの、消化と排泄に関係する臓器を静めます。女性はこのポーズを、月経中と妊娠中に特に心地よく感じます。妊娠している場合は、椅子の座面や背もたれなどに、腕および頭を委ねて同様の姿勢となり、腹部を圧迫しないようにします。また、このポーズは後屈ポーズによる、脊柱及び腎臓への圧迫に対するバランスも取り、腰部にスペースを与える効果もあります。精神的動揺を静め、頭痛や不眠症を解消する効果もあります。
注意・首、腰、膝が楽になるようにします。プロップス(体をサポートする補助具)の高さや位置を変えても、いずれかの場所に違和感がある時は行わないでください。
・ももの内側やなつっぱり感を感じるたり、膝の内側に違和感を感じるようなら、両脚を少し閉じるようにしましう。
・仙腸関節に痛みを感じるときは、少し体をねじることで解消することもあります。解消しない場合は、このポーズを行わないでください。