ピラティスとは?
ピラティスとは?
ヨガの延長線上にあると考えられる事も多いピラティスですが、
実はピラティスメソッドはピラティス氏が病弱な身体を鍛えるためにヨガ以外にもボクシング・体操などを積極的に取り入れながら、
体を負傷している状態でもベッドの上で行う事ができるように考案された新しいエクササイズスタイルです。
もともとは、戦争で負傷した兵士達のために考え出されたリハビリテーションでした。
当時は、このメソッドをコントロロジーと言っていました。
負傷兵のリハビリですから、いかに身体に負担がかからないように回復させるかが重要となりました。
このリハビリはベッドに寝たままの姿勢で、筋肉が固まらないように
手足のエクササイズや背骨のストレッチ、体の奥の筋肉の強化をしながら運動不足を解消するというものでした。
このエクササイズが後のマットピラティスのもととなっています。
そして、ピラティス氏は、ドイツからアメリカに渡り、ニューヨークのボクシングジムで働き始めます。
そこでダンサーや俳優の間で話題となり、コントロロジーのうわさは人々に広がっていき、身体全体を使う事で呼吸法や体のバランスをスピーディに改善する事ができる事、そして筋肉を傷めることなく必要な場所の筋肉を必要なだけ強化で、可動域が広がる点で、スポーツ選手やセレブなどもスタジオに通うようになり、人気を確立する事になりました。
現在でも、ピラティスメソッドは病院のリハビリやフィットネスジムなどでも行われていて、
健康な方~シニア層、体に障害を持つ人たちも大勢楽しむ事ができるエクササイズに発展しています。
ピラティスメソッドで何よりも大切なのは、集中力を高め、全身を正しく動かそうと考えながら動くことです。
ピラティスは、一つ一つが解剖学によって効果がある事が証明されています。
経験を積んだトレーナーが指導してくれるヨガやピラティススタジオなどでは、正しい方法でピラティスを学ぶ事ができるので、身体にとっても、心にとってもプラスの効果が期待できます。
ピラティスは、ハリウッドセレブ、女優、スポーツ選手など 多くの著名人が取り入れています。
マドンナキャメロン・ディアス
ジュリア・ロバーツ
ニコール・キッドマン
ジョニー・デップ
トム・クルーズ
ヒュー・グランド
タイガーウッズ
アニカ・ソレンタム
ACミラン(チームトレーニングに取り入れています)
イチロー選手
伊達公子選手
上田桃子選手
渡辺満里奈さん
米倉涼子さん
竹内結子さん
石田ゆり子さん
草刈民代さん...など
今ではピラティス愛好家は、全世界1200万人と言われています。
広く愛されるということはもちろん効果があるからですよね♪
ピラティスで期待できる効果とは?
「からだの歪みを改善」
ピラティスを行い、深層部分にある骨や関節を支えている「インナーマッスル」を鍛える事によって 猫背や骨盤の歪みなどの改善に期待ができます。
ピラティスを行い、深層部分にある骨や関節を支えている「インナーマッスル」を鍛える事によって 猫背や骨盤の歪みなどの改善に期待ができます。
「ダイエット効果」
インナーマッスルが鍛えることで、姿勢が良くなり内臓にも働きかけます。 それにより、内臓の働きや新陳代謝が良くなり、エクササイズ(有酸素運動)を行うことでからだが引き締まっていきます。
インナーマッスルが鍛えることで、姿勢が良くなり内臓にも働きかけます。 それにより、内臓の働きや新陳代謝が良くなり、エクササイズ(有酸素運動)を行うことでからだが引き締まっていきます。
「美肌効果」
内臓の働きが改善されると新陳代謝が良くなります。 ピラティスで内蔵(腸)を整えることで、結果的に美肌へ。
内臓の働きが改善されると新陳代謝が良くなります。 ピラティスで内蔵(腸)を整えることで、結果的に美肌へ。
「自律神経のバランスを整える」
ピラティスでは「胸式呼吸」を行います。 呼吸を意識的にコントロールしながらエクササイズすることで 自律神経のバランスを整え、免疫力もアップします。
ピラティスでは「胸式呼吸」を行います。 呼吸を意識的にコントロールしながらエクササイズすることで 自律神経のバランスを整え、免疫力もアップします。
「怪我の予防」
これはスポーツ選手にも重要なポイントですが、体の内側から支えているインナーマッスルを強化することによって、 肘や膝、肩などの怪我(故障)の防止をはかることができます。 プレイ中の外部からの衝撃もありますが、長期的に負荷がかかる部位にはアウターマッスルも大切ですが、 何よりインナーマッスルの強靭さも必要です。
他にも、ピラティスによる心身への効果はまだまだたくさんあります。
これはスポーツ選手にも重要なポイントですが、体の内側から支えているインナーマッスルを強化することによって、 肘や膝、肩などの怪我(故障)の防止をはかることができます。 プレイ中の外部からの衝撃もありますが、長期的に負荷がかかる部位にはアウターマッスルも大切ですが、 何よりインナーマッスルの強靭さも必要です。
他にも、ピラティスによる心身への効果はまだまだたくさんあります。
ピラティスで体幹を鍛えキレイな姿勢を手に入れ 基礎代謝をアップさせ太りにくい体質を作りましょう!
ヨガとピラティスの違い
ヨガとピラティス、なんとなく似たようなエクササイズですが、実際には全く異なるエクササイズとして確立されています。何がそんなに違うのかと言えば、最大の違いは「呼吸法」なのです。
ヨガを行なう場合には基本的に腹式呼吸を行います。
腹式呼吸とは、息を吸った時にお腹に空気をたっぷりと入れて、お腹が膨らむような感じで行なう呼吸法。
息を吐き出すときにはお腹にためた空気を全て吐き出しきってしまうように、おなかの底から息を吐き出します。
一方、ピラティスの呼吸法は胸式呼吸。
お腹ではなく胸で呼吸をするというスタイルです。
実際に胸を使って胸式呼吸をしてみると、なんとなく簡単そうで、でもなんとなく難しい事が分かります。
胸式呼吸では、息を吸った時に胸の肋骨を大きく開くような感じで息を吸い込み、息を吐き出すときには、肋骨を閉じるような感覚でお腹をお薄くしながら吐き出します。
お腹を薄く保つときにインナーマッスルである腹横筋を使うことで身体を支える筋肉も強化されます。
インナーマッスルを効果的に鍛える事によって、トレーニング後にはさわやかな疲労感と爽快感を実感できます。
体の歪みを矯正してくれる効果も期待できるのはピラティス。
腰痛や肩こりなどの症状、骨盤のゆがみの改善、ボディメイク効果にも期待できます。
インナーマッスルって?
インナーマッスルは、深層部分にあって骨や関節を支えているので、この筋肉を鍛える事によって骨のゆがみや関節痛などを改善する事ができます。また、姿勢が斜めであったり、猫背などに悩まされている方も少なくないはずです。
デスクワークが多い現代人によく見られるトラブルですが、インナーマッスルを鍛えることで改善が期待できます。
“姿勢保持筋”と呼ばれるほど姿勢と関係が深く、理想のボディラインに近づけると女性にも注目を浴びています。
他には、腰周りのインナーマッスル(腸腰筋、腹横筋、大腰筋など)を鍛える事によりお腹を引き締めることや、腰痛の改善、肩周辺のインナーマッスルをトレーニングすると四十肩、五十肩の改善効果にも期待ができます。
今まで痛くて肩が上がらなかったのに・・・
という方も、インナーマッスルを鍛えたら解消されたという例もあるようです。
マットピラティスとは?
マットピラティスとは、マットの上で行なうピラティスのことです。「ピラティスって必ずマットの上で行うものじゃないの??」と言う方もいると思います。
確かに、「ピラティス」と聞いてイメージするのは床の上で行なうスタイルで、マットの上で行うのが一般的です。
これらはすべてマットピラティスというピラティスのタイプに分類する事ができます。
マットピラティスは、文字通り、マットの上で行うピラティスで、専用のマシンを使ったピラティスは、ピラティスを行なうために考案された専用の機械を活用して行うピラティスのスタイルです。
ピラティスをこれから始める方にお薦めなのが、床の上で安定して行うスタイルのマットピラティスです。
マットピラティスはプライベートで行なうこともできますが、スタジオ等でグループエクササイズとして行うことができるのもマットピラティスの大きな特徴です。
専用のマシンを使ったピラティスは、かなり大掛かりな機械を使う事もあるので、グループエクササイズは不可能な事が多いです。
グループエクササイズとしてピラティスを楽しむ事ができるマットピラティスは、スポーツジムやフィットネスクラブで開催されているピラティス教室などで広く普及しています。
まずはグループレッスンに通い、自分のペースでピラティスエクササイズを行い、インストラクターの指導のもと、正しい方法で体を整える事が大切です。
マットピラティスは体のゆがみを改善したい人、ウエスト周辺をキュッと引き締めたい人にもおススメのエクササイズが中心になっているので、基礎代謝を上げたい人やダイエットしたい方にもお薦めのピラティスメソッドと言えます。